サカキ

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サカキって何??

榊はなぜ「サカキ」か?
サカキの語源は「境の木」です。
ではなぜ、境の木なのか??

そもそもサカキという言葉は特別な木を指した言葉ではありませんでした。サカキは常緑樹全般を表す言葉でした。

どうして常緑樹をサカキと呼んだのでしょうか??
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サカキは境の木

日本人の世界観
日本人は山の向こうから「穀物神」がやってくると考えていました。
穀物の神がやってきて、それが畑に宿る。
畑に宿った穀物の神が、霊威を注いで穀物を成長させます。
それが夏に育ち、秋に収穫されます。
すると、穀物の神はまた山へと戻って行きます。
冬になり、あたりに霜が降り、草が枯れ、紅葉して落葉します。
雪が振り、里の周囲が雪景色になり、落葉して裸の木ばかりになります。
そのとき古代の日本人がふと山を見ると、全てではありませんが、青々とした木が沢山あるのです。
それを見た日本人は
「あぁ、あそこに穀物神がいるのだなぁ」
と考えました。
つまり、冬でも落葉しない常緑樹は「神の世界」と「人の世界」の境目に立つ木なんです。だから「境目の木」でサカキとなりました。
じゃ、なんであの木がサカキなのか?
神棚に祭る「サカキ」。
葉っぱはツヤツヤしていますが、これといった特徴がありません。どうして、この木が特別に神事に使われる木になったのでしょうか???

この理由はハッキリとは分かりません。
ただ、おそらくこういう理由だろうと推測は出来ます。
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サカキは余り物

サカキとは常緑樹全体を表す言葉でした。
だから、松も杉も椿も、「サカキ」と呼ばれていたわけです。
でも、常緑樹は沢山の種類があるわけですから、全部を「サカキ」では都合が悪いのです。あれもサカキ、これもサカキではパニックになります。
そこで、特徴のあるものから名前をつけて行くことになります。
「真っすぐに立って、柱にしやすいこの木は……杉だ!」
「ヤニが取れるこの木は……松だ!」
「冬に真っ赤な花が咲くこの木は……椿だ!」
と「サカキ(=常緑樹)」の中から、利用価値が高かったり、特徴があるものには別の名前がつけられて行き、「サカキ」とは呼ばれなくなりました。そうして、最後に残ったのが、現在、私たちが「サカキ」と呼ぶモッコク科サカキ属のあの「サカキ」です。サカキは葉っぱがツヤツヤしているくらいで、食用の実もならないし、香りもしないし、枝振りも良くないし、見た目もパっとしない。全く特徴がない植物です。

サカキは、先生が体育の時間に「好きな者同士で組を作れ」と言って、余ったパっとしない生徒のようなものです。余り物です。
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