韓国の身内主義・身内びいきの理由

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韓国の身内主義・身内びいきの理由

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概要

まとめ
●儒教は徳治主義
徳治主義は法律よりも「徳」を優先する。
●儒教の孔子は論語の中で「父親が悪い事(例えば窃盗)をしたら、それを隠すのが立派な人間の行い」と述べています。
●韓国大統領などが身内に利益供与を頻繁にする。韓国では法律より身内の利益を優先するのは「モラルが無いから」ではなく、「立派な行い」であるため。
●もちろん大統領の利益供与は「違法」なので捕まるが、もともと法律より徳が上にある国だから、大した問題にはならない。関連:中国と韓国が法律・条約を守らない理由…契約主義と和と徳治主義
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儒教について

韓国は儒教の国です。
儒教は中国で生まれた祖先崇拝の宗教でした。
現在では儒教は宗教では無いとも言われがちですが、本来は宗教であり、イタコあり、怪力乱心ありのバリバリの宗教でした。それが、時代を経て、仏教と道教というライバルを得るようになりました。儒教は仏教と道教を否定するため………というと儒教に悪意があるようですが、ようは他宗教との差別化をするために、宗教性を排除したのです。共存するため、という見方も出来るでしょう。

宗教から宗教性を無くしたことで、儒教には「神」というか「神っぽい」ものも居なくなりました。元々どの程度いたのかもちょっとわからないのですが、ともかく、宗教性を排除しました。
関連:儒教には神がいない。だから嘘に罪悪感を抱かない。

よって儒教は「生き方」を説くものであり、同時に国家のあり方、ひいては王のあり方までを説く「学問」となっていきました。
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孔子の論語に見る「徳治主義」

孔子の論語にはこのようなエピソードがあります。
葉という国の王様が孔子に言いました。
「わたしの国には正直な若者が居る。
父親が羊を盗んだことを、役所に申し出た。
どうだ凄いだろう?」
すると孔子は言いました。
「それは正直とは言いません。
親の罪を隠すのが子です。
それが正直で立派な人間というものです」


つまり孔子は、
法よりも、社会ルールよりも、
「親を助ける」「親を敬う」ことが「孝」であり、
素晴らしい人間の「倫理」だ
と言っているわけです。

孔子は嘘を付くことが正しいと言っているのではなく、
法よりも、社会ルールよりも、
親を思う気持ち、その優しさが社会にあれば、きっとうまく行くよ!
と言っているのです………が、
まぁ、嘘や不正を肯定していると言われても仕方ないでしょう。
参考:法治と徳治

法律より「徳」の徳治主義

これが現在の中国や韓国の政治倫理として機能しています。
たとえば、韓国の大統領が身内に利益供与をして捕まるのは、こういった倫理が韓国にあるからです。新聞やマスコミは大統領の利益供与を責めますが、一向に収まりません。それは新聞やマスコミが批判しているのは「法」と「社会倫理」の観点からであって、儒教の倫理では「身内に利益供与」する方がずっと「徳のある行為」だからです。
法よりも社会倫理よりも「身内」。
悪いことだとは誰もが知っていますが、法を犯してでも「身内」に利益供与をします。
それが正しいからです。
決して韓国の大統領にモラルが無いから身内に利益供与をするのではありません。
むしろ韓国のモラルでは利益供与は当然の行為です。


孔子は紀元前の人物で親は農民、母は原始的儒教のシャーマンだったと言われています。
つまり孔子は元々は決して政治的な立場の人物では無いのです(のちに官僚として勤めることになるが)。だから、地域社会のモラルを語り、それを延長した理論を展開しても、それは仕方の無いことです。
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