ゆかりの井戸。御調井(ミツギイ)について。三原市の糸碕神社

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「ゆかりの井戸。御調井(ミツギイ)について。三原市の糸碕神社」

2013年07月03日

昔、神宮皇后、この長井の浦に御船を繋がれし時、村長「木梨真人(キナシノマット)」、この井の水を汲み献上したとの口碑により、御調井という。

この井戸は、直径120センチメートル、深さ360センチメートル、自然石にて築造され、水は常に清く澄みさわやかで、どんな高潮の時でも塩分は無い。皇船に水を献上した故事にならって、神社大祭に神饌を奉る際の用水にしている。
糸碕神社
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神饌は神への供物の食べ物です。伊勢神宮では毎日、神への食べ物を供えています。
糸碕神社の名前の由来はもともとは「井戸碕」ということらしいので、この井戸がこの神社にとって相当価値のあるもの――というか存在意義を支えているように思えます。海の近くで、真水を得るのはなかなか大変でしょう。もしかすると井戸そのものがありがたいものであり、信仰の対象だったのかも。

この口碑を信じるならば井戸が神宮皇后よりも先に存在したことになる……まぁ神宮皇后の存在を否定する識者のほうが多いですから、まぁ、この意見にどの程度の価値があるかは分かりませんが。

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