薄墨社(住吉大社)

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薄墨社(住吉大社)

漢字・読みウスズミシャ
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概要

住所大阪大阪市住吉区住吉大社
祭神国基霊神(クニモトノミタマノカミ)

説明書き
津守家39代の神主、和歌の達人にて
「薄すみに書く玉章と見ゆるかな
霞める空に帰る雁かね」

の和歌より薄墨神主と称えられる。
朝廷に仕え藤井戸神主とも号す。芸術に秀で才能高く中興の神主と讃えられる。
建長5年(1253年)奉斎す。

日本人は言霊信仰があり、言葉は「現実化」すると考えていました。また歌や言葉が美しいということは、その言葉に人間が感動するように神も感動すると考えていましたから、和歌が上手いということは「神」も感動させることができ、神を感動させられるということは、この世界を動かし変えることができるという考えがありました。

薄墨社という和歌の上手い神主を讃える神社にはそういう背景があったわけです。歌が上手いと、そういう理由もあって、宮廷に取立てられ出世しますしね。そうすれば寄進(寄付)も増える。神社も発展する。そりゃ後世の人も神主の国基さんをまつっちゃおうって気持ちにもなりますよね。

ちなみに「歌」の意味は、「手紙に書いた薄墨の文字のようにかすみ空に雁が飛んでいるよー」というもの。
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