講堂(四天王寺)

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講堂(四天王寺)

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概要

大阪にある聖徳太子が建立した四天王寺の中心伽藍内の講堂。中心伽藍は中門仁王門(四天王寺)五重塔(四天王寺)金堂(四天王寺)、講堂と北から南へと並んでいます。この講堂の中の西側が夏堂(ゲドウ)、東側を冬堂(トウドウ)とし、夏堂側には阿弥陀如来像。冬堂には十一面観音立像が安置されています。これは夏堂が来世を救う阿弥陀様、冬堂が現世の苦しみを救う観音様と、来世と現世に渡って、人を救うことを目的としています。

内壁には、郷倉千靭による仏教東漸が描かれています。

阿弥陀如来は現世の人を輪廻の苦しみから救うことを約束して仏陀となりました。この阿弥陀如来が管理している世界が「極楽」。この極楽で修行を積むことで、誰もが仏陀となりうるのですね。よって極楽とは「天国」とは違います。天国は魂が帰る場所ですが、極楽とはあくまで「現世」であって、「あの世」ではありません。そもそも仏教の世界には「あの世」も「霊体」も存在しませんから。
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