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天沼矛
漢字・読み | アメノヌボコ |
概要
イザナギとイザナミが地上に降り立ち、海をかき混ぜてオノゴロ島を作りました。そのオノゴロ島を作るのに作った矛。矛といっても、武器というよりは祭祀用の呪具。魔法のアイテムです。
日本の神話は、他の国の「創世」と同じく混沌から、生まれましたが、その世界は、まだハッキリせず、アマノヌボコでかき回して、持ち上げるとその矛の先から垂れた「塩」が降り積もって「島」になりました。
つまり、最初に出来たのは「大地」ではなく、「島」。島は海に浮かんでいるわけですから、島の前に、まず「海ありき」です。
日本の神話は、他の国の「創世」と同じく混沌から、生まれましたが、その世界は、まだハッキリせず、アマノヌボコでかき回して、持ち上げるとその矛の先から垂れた「塩」が降り積もって「島」になりました。
つまり、最初に出来たのは「大地」ではなく、「島」。島は海に浮かんでいるわけですから、島の前に、まず「海ありき」です。
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矛は男性器の象徴?
海に矛を突き立てる。この行為が性行為をあらわし、矛は男性器の象徴、という見方があります。この見解は突飛に見えるかもしれませんが、フロイト的分析でなくとも、どの神話も少なからず似たようなニュアンスがあります。
神話のよくある類型では、大地(=女性)に雨(=精子)が降って、作物が生まれるというものがありまし、大地と天の神が結ばれて子をもうけるというのが、一般的です。
例えば、ギリシャ神話は母なる大地「ガイア」は子供を二人もうけ、そのうちの一人ウラノスと結ばれ、ティターン族(巨人)を産みます。ウラノスは天神。
モンゴルにも鉄の棒で海をかき回すと大地が出来た、という神話があります(ただし朝鮮半島には同様の神話が無い)。
神話のよくある類型では、大地(=女性)に雨(=精子)が降って、作物が生まれるというものがありまし、大地と天の神が結ばれて子をもうけるというのが、一般的です。
例えば、ギリシャ神話は母なる大地「ガイア」は子供を二人もうけ、そのうちの一人ウラノスと結ばれ、ティターン族(巨人)を産みます。ウラノスは天神。
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