腰輪踊り(宇佐八幡宮)

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腰輪踊り(宇佐八幡宮)

漢字・読みコシワオドリ
別名からんこ踊り・なもうぜん
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概要

宇佐八幡宮(防府市)で旧暦8月16日に近い日曜日。現在は9月の22日に近い日曜日に行われる秋の大祭で奉納される踊り。「からんこ踊り」「なもうぜん」とも呼ばれます。子供が12人、花笠と鳥冠をかぶり、腰にカラフルな布をつけて踊るもの。
宇佐八幡宮の説明書きによると…
踊り手は胴取り二名、棒使い二名、鉦鼓(ショウコ)たたき八名で構成され、胴取りと鉦鼓たたきは、しごき帯と呼ばれる色とりどりの飾り帯が取りつけられた腰輪を付けますが、この飾りは県内の他の腰輪踊りには見られないものです。
神前で胴取りと棒使いが相対し、鉦鼓たたきがそれを囲み円陣を作り、全部で十二通りの踊りを二回繰り返して奉納します。
現在は鈴屋地区・奈美地区の子供たちが交代で踊りを奉納しています。
防府市教育委員会
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物語・由来

宇佐八幡宮の看板によると
神社内に説明書きがありまして、そこには…
政争で京都を逃れた室町幕府将軍の足利義稙(アシカガヨシタネ)が大内義興(オオウチヨシオキ)を頼り、周防国に滞在中、足利義稙が戦勝を祈願してこの踊りを奉納したことに由来すると言われています。

第十代将軍、足利義稙が周防に来たのが明応9年(1500)。大内義興は足利義稙をかなり丁重にもてなしたそうです。このとき、足利義稙は将軍を失脚していました。それで、再起を願って奉納した踊りが腰輪おどり、ということ。1507年には奉納がよかったのか将軍に復帰しています。馬鹿に出来ないな。

個人的コラム

これ戦国時代に出来た風習じゃないでしょ
旧暦の八月のお盆。現在の9月の秋分の日あたり。このときに踊るってことは、収穫前後の祭りです。神の前で踊ることはどこの神社でもやっていることです。神に踊りを見せて、感謝する。豊作にしてくれた神をねぎらいます。別に足利とか大内は関係ないでしょう。腰の布をカラフルにしたのは、それキッカケかもしれませんが、踊り自体は昔からやっていたハズです。
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