ハングル

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ハングル

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経緯

1419年 応永の外寇(対馬に侵攻、十日で撤退)
1420年 集賢殿が世宗王により再建される。
1444年 集賢殿の副提学だった崔萬理がハングル文字を批判する。
「自古九州之内、風土雖異、未有因方言而別爲文字者。唯蒙古・西夏・女眞・日本・西蕃之類、各有其字、是皆夷狄事耳、無足道者。(昔から中国の諸地は風土が異なっても、方言に基づいて文字を作った例はない。モンゴル・西夏・女真・日本・チベットなどは文字を持つが、これらはみな未開人のなすことであり、言うに足るものではない。)」

1446年 世宗王がハングル文字を頒布。
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発布のときの評価について

当初の評価
「訓民正音」あるいは略して「正音」と呼ばれました。それは「民に正しい音を訓(=教える)える」という意味です。また「諺文」とも呼ばれました。「諺」というのは「俗」という意味で、漢字に対して「低い」という意味を持っています。
●ハングル文字を解説した本が「訓民正音」です。この本の中でハングルのことを「女文字」とか「愚民文字」と書いてあります。つまり国が作った文字を、国が出版した本の中で、バカにしているわけです。


両班が反対した理由
朝鮮の特権階級の両班はハングルの使用に反対しました。
その理由の一つは「中国への配慮」です。
李氏朝鮮は事大主義(強者につき従う)、というか中国の属国でしたから、中国に失礼なことは出来ない国家でした。文字を持つということで、中国のご機嫌を損ねるかもしれない、と考えたためです。
●李氏朝鮮の後期になると倭冦には中国人が混ざっていました。その中国人を傷つけると中国に批判されるために、倭冦の取り締まりが出来なくなったほどです。
●ハングルを自ら「女文字・愚民文字」と表現するのは、そういう意味もあったと思われます。

もう一つは、「文字を読むということが特権」だからです。
現在では誰でも読み書きが出来るので、文字が読めたくらいで…と思いがちですが、文字が読めるということは特権です。例えば、一応、儒教国家である李氏朝鮮では科挙という試験をしています。試験に合格すれば、官僚になれます。その試験をするには文字が読めないといけません。誰でも文字が読めるとなると、両班の特権が失われかねません。
●儒教は封建社会を維持するための思想・宗教といってもいいものです。地位の高いものは絶対。地域が低いものは永遠に低い。ならば「王が作った文字」を「愚民文字」と馬鹿にするでしょうか?? 本当に世宗王がハングルを作ったのでしょうか? 王が作ったのではないから、愚民文字と蔑まれたのではないでしょうか?
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特徴

ハングルの特徴
ハングルは純粋な「表音文字」です。
子音と母音の組み合わせで、ほぼ無限とも言える「音」を表記できます。この優れた点から韓国はハングルを世界文字にしようと頑張っています。
特に、明らかに漢字の音をカバーしています。
朝鮮の言葉だけをカバーすればいいのに、なぜか漢字の音までしっかりとカバーしています。後になると中国の書物をハングルだけで表記した本が出版されています。日本語の平仮名・カタカナでそれが出来るかと考えてみれば、その不思議さが分かります。

出所不明
ハングル文字は類字の文字がありません。
集賢殿という「シンクタンク」で、ハングルを作ったようですが、それでも「文字」を作るのに「たった」26年だけで出来るというのは無理があります。普通は何百年もかけて使用しているうちに、徐々に文字がこなれて固まっていくというものです。それが「たった26年」で「ゼロ」から作った? とは考えにくい。何か「元ネタ」があったハズです。

元(=モンゴル)で使用されたパスパ文字に一番似ているとされますが、それでもかなり形状が違います。パスパ文字以外で最も似ているのが対馬のアビル文字(阿比留文字)です。ほぼ同じ形式・形状です。しかし、アビル文字は後世にハングル文字をもとにして創作されたものだというのが現在の定説です。
参考:仮説「ハングル文字の起源は倭寇」
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