夢ヶ崎神社(下関市)

MENU
TOP > 夢ヶ崎神社(下関市)
スポンサードリンク

夢ヶ崎神社(下関市)

TWEET Facebook はてブ Google+ Pocket

概要

住所山口県下関市豊北町角島
祭神不明
山口県の観光スポットである角島の「角島灯台」の近くにある神社。本殿も拝殿も無く、鳥居と周囲を石を積んで囲んだ敷地があるだけで、どういうものかもよくわからない。ネットで調べてもわからない。

物語・由来

夢ヶ崎神社の鳥居は新しいし、明確なものは無いけども、一つ石碑があってそこに龍神とかいてある。文字は新しい。この神社の神は「龍神」ということでしょう。

この神社のある角島は、魚介類がよく取れて、「勝手に魚介類を取るな」と島のあちこちに看板があるくらいです。だから龍神ていうのは海の神であり、漁業の神という意味なんでしょう。もしくは海運の神。

個人的な考えですが…
山口県の周防にはかつて都濃郡(ツノグン)という地域がありました。また、出雲の建国神話には「八束水臣津野命(ヤツカミズオミツノミコト)」という神が登場し、島根半島を本州にくっつけたとされます。また敦賀(ツルガ)にはツヌガアラシトという神功皇后の先祖がいました。

これらの「ツノ・ツヌ」は無論、共通の地形を表す、深い意味のない言葉なのかもしれませんが、「出自」が同じの共通文化の民族が住んだ名残じゃないかと思うのです。これはオランダのヨークから移り住んだ人がアメリカに「ニューヨーク」を作ったような…後々では全然関係のないことになるのですが、それでも、最初はそういう人たちが移り住んだから共通するものがあるのではないか?と。

龍神とだけ書いてあるのですよね。この龍神って日本の神話ではまぁ、普通は「農業神」なんですよね。龍神なんて、そんなの農業でも漁業でも貿易でも、捉えようと思えば、捉えられるのですよ。でも、農業を主体にしている人と、貿易を主体にしている人では、「龍神」の意味は当然違うでしょう。

農業主体の人は龍神ってのは水神です。水がないと農業できませんからね。でも、漁業の人は「魚のとれ高」を左右する神。貿易の人は「安全運行」と、ニュアンスは当然変わる。

となると、この神社が、本当は古いとして、この龍神の意味ってなんだろうかと考えたら、そりゃ「貿易」「海運」か、「漁業」でしょう。

貿易を主とした人間が、おそらく九州から山口県を通り、北陸まで行った。その中の一人が「ツヌガアラシト」。瀬戸内海へも行った。そうやって貿易を主とした人たちは広がっていった。しかし、貿易はあくまで、地域と地域を結んで利益を上げるもので、一方の地域が衰退すると、生計が成り立たない不安定なものだった。

だから貿易+農業(稲作)をいう別の生き方が後に広がっていった。それで龍神の意味合いを水神と受け取る人が増えていった。

そんなシナリオですね。
●角島の名前は島の形が牛の角に似ているから、らしいです。これが本当なら上記の話は全然、成り立たないですよ。


まぁ、この神社って古いかどうかは、アレだよなぁ。
スポンサードリンク

SNSボタン

TWEET Facebook はてブ Google+ Pocket
スポンサードリンク

管理人リンク

編集