韓国が夫婦別姓である理由

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韓国が夫婦別姓である理由

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概要

まとめ
●儒教では先祖と子孫は「一体化」する。
●一体化することによって永遠の存在となる。
●先祖と子孫をつなげているのが「血」。
●儒教国では名字とは「血の名前」。
●夫婦は結婚しても、血が交わるわけではないので、夫婦は別姓。
●夫婦の子は皆、夫の姓になる。
●娘は「名字」を残せないため、儒教国では男尊女卑に。
●日本では名字は「家の名前」であり、グループ名。

韓国が夫婦別姓な理由は「名字」が「血の名前」だから

韓国は儒教の国です。
儒教では祖霊信仰をしますが、これが日本の祖霊信仰とは全く違います。日本人は先祖の霊を鎮魂するのが祖霊信仰ですが、儒教の祖霊信仰は、先祖つまり過去の血族と一体化するのが目的です。一体化し、永遠に「血」によって命をつなぐことが大事な目的となっています。
日本人にはイマイチ、ピンと来ない話ですがね。

よって儒教の世界観では「血」が大事な要素となります。

儒教国である韓国と中国の人にとって「名字」とは「血の名前」なんです。夫婦が結ばれても、夫と妻の「血」は混じりませんよね。夫婦の血統はあくまで別々。血が混じるのは子供だけです。だから夫と妻の名字は、別なんです。
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日本人に取って名字は、家の名前

日本人は夫婦が同じ名前になります。これは同じ名前の「家」を作り、そこで次の世代を作るということが「結婚」だからです。家というのはグループ名であって、血の名前ではないんです。

日本人は和の民族でグループに属することがとても大事な民族です。そういう民族から見ると、中国と韓国の夫婦別姓は「冷たい」感じがするでしょうが、これは単なる世界観の違いです。

妻の名前は残らない

ところで、中国や韓国が「夫婦別★姓」ならば、子供の「名字」はどうなるのかというと、「夫の名字」になります。つまり、妻の「血統」の名前は途絶えるわけです。だから、儒教ではどうしても「男尊女卑」になります。娘は育っても家の名前を残せないのですからね。
●日本は伝統的には夫婦別姓なんですが、中国や朝鮮とはニュアンスが全然違います。例えば日本は子供がいないと養子をもらうのですが、その養子は例えば上司の子供だったり、優秀な子供なんです。そういう子供の方が「家」が発展するから。儒教の国では「苗字が同じ人」を養子にもらいます。なぜなら名字が同じなら血統が同じだから。
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