アメノヒボコは男に難癖をつける

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アメノヒボコは男に難癖をつける

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現代文訳

この男は谷間に畑を作っていました。
その畑で耕す人の食料を牛に乗せて谷に入ろうとすると、その国王のこのアメノヒボコに出会いました。

そこでアメノヒボコは男に問いました。

「どうしてお前は、食料を牛に乗せて山に入るのか?
お前は必ずこの牛を殺して食べるだろう」
と言って、すぐにその男を捕まえて牢獄に入れようとしました。

その男は答えました。

「わたしは牛を殺そうとはしてません。
ただ畑で耕す人に食料を送ろうとしているのです」

しかし、それでもアメノヒボコは許しません。
そこで男は腰の玉をアメノヒボコに渡しました。
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解説

田は畑のこと
日本で「田」は水田ですが、朝鮮半島では「田」は「畑」です。

ひどいなアメノヒボコ
男は山の中に畑を持っていた。そこに食料を運んで行った。するとアメノヒボコに絡まれた。ここがよく分からない。なぜアメノヒボコは男を取り締まったのか??? 牛を食べること自体が「罪」だったのでしょうか? 獣の肉を食べてはいけない、とか。それとも、そういう「言いがかり」を付けるのが朝鮮半島では一般的だったのでしょうか。

あと身分が低い「賤しい男」なのに、山間に土地を持っていて農園を運営しているんですね。

いつの時代も賄賂が…
女が沼の近くで妊娠して生んだ「赤い玉」がアメノヒボコの元へと。
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原文

この人田を山谷の間に営りき。かれ、耕人(タヒト)等の飲食を、一つの牛に負せて山谷の中に入るに、その国主(コニキシ)の子、天之日矛(アメノヒホコ)に遇逢ひき。ここにその人に問ひて曰はく、「何しかも汝は飲食を牛に負せて山谷に入る。汝必ずこの牛を殺して食ふならむ」といひて、即ちその人を捕へて獄囚(ヒトヤ)に入れむとす。その人答へて曰はく、「吾牛を殺さむとするにあらず。ただ田人(タヒト)の食を送るにこそ」といひき。然れどもなほ赦さざりき。ここにその腰の玉を解きて、その国主(コニキシ)の子に幣しつ。
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