アメノヒボコの宝

MENU
TOP>応神天皇(古事記)>アメノヒボコの宝
スポンサードリンク

アメノヒボコの宝

TWEET Facebook はてブ Google+ Pocket

原文

かれ、その天之日矛(アメノヒホコ)の持ち渡り来し物は、玉つ宝と云ひて、珠(タマ)二貫、また浪振るひれ・浪切るひれ、風振るひれ・風切るひれ、また奥(オキ)つ鏡・辺(ヘ)つ鏡、并(アハ)せて八種(ヤクサ)なり。こは伊豆志(イヅシ)の八前(ヤマヘ)の大神なり。

現代文訳

アメノヒボコが持ってきたものは
玉つ宝といって
珠緒がふたつ
波を起こすヒレ
波を鎮めるヒレ
風を起こすヒレ
風を沈めるヒレ
沖の鏡
辺の鏡

あわせて8種。
これは伊豆志神社の八座の大神です。

性格・能力

ヒレは布
ヒレはヒラヒラとした布のことで、呪術に使用したんじゃないか?と言われています。ヒレと鏡は海に関わるものです。そう考えるとアメノヒボコは海に関わる神だったか。アメノヒボコという名前から「太陽」と思っていますが、海運に関わる人物と考えたほうがいいのかも。

ちなみに日本書紀で天日槍(アメノヒボコ)がもたらしたものについて本文と一書で挙げられていますが、どちらも海関係ではありません。古事記と日本書紀ではキャラがブレブレ。
Pre<<<  >>>Next 
スポンサードリンク

SNSボタン

TWEET Facebook はてブ Google+ Pocket

ページ一覧

スポンサードリンク

管理人リンク

編集