石舞台(四天王寺)

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石舞台(四天王寺)

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概要

住吉大社の石舞台、厳島神社の平舞台、四天王寺の石舞台で「日本三舞台」です。重要文化財です。四天王寺では聖徳太子の命日(4月22日・旧暦2月22日)に法要があります。この法要を聖霊会(ショウリョウエ・重要無形民俗文化財)といいます。この聖霊会のときに雅楽が催されます。その舞台が「四天王寺の石舞台」です。石舞台自体は元和年間(1615年から1624年)に作られたのですから、四天王寺の歴史と比べると歴史が浅いような気がしますが、十分歴史のあるものです。

舞台の雅楽について

天王寺の石舞台で催される雅楽は平安時代から伝わる「三方楽所(サンポウガクソ)」の一つの「天王寺楽所」というものです。「三方楽所」はこの「天王寺方」のほかに「宮中方(京都)」・「南都方(奈良・興福寺)」です。

平安時代に音楽を奏でる「雅楽寮(ウタウリョウ)」がありました。これは701年の大宝律令からあったわけですから、かなり歴史があります。この雅楽寮が律令制度の崩壊によって衰退し、応仁の乱によって京都が焼けてしまうと、散り散りになりました。その後、京都と奈良と大阪に再度集まるようになり、「三方楽所」と呼ばれるようになりました。

その雅楽家の人たちは、代々踏襲となっています。この雅楽家の中から国家「君が代」の作曲家の林廣守や、雅楽奏者として有名な東儀秀樹が世に出ています。
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