先祖の名誉毀損が韓国で成立する理由

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先祖の名誉毀損が韓国で成立する理由

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概要

まとめ
●韓国では先祖の名誉毀損が成立する。
●実際に裁判で訴えられた方が負ける。
●これは儒教の「祖霊信仰」で先祖と子孫が同一体になるから。

韓国では先祖の名誉毀損が成立する

韓国では過去の偉人・有名人の名誉を貶めるような発言や書物を書くと、その子孫から名誉毀損で訴えられ、負けます。まぁ、訴えられるくらいならば、分からないでもないのですが、国の裁判で「敗訴」がはっきりと確定するのは韓国ならでは、といったところです。

ここまで順番に読んだ方なら、この理由はハッキリと分かりますよね。韓国人は先祖と子孫が「同一体」だからです。だから先祖の名誉毀損で子孫が裁判を起こせるのです。これ自体は韓国・朝鮮の文化に根差したものであり、ある程度は致し方のないことだと思います。
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原因は祖霊信仰

しかし、これでは歴史の検証など、まともに出来ないじゃないか!と誰でも思いますよね。とてもじゃないけども過去の歴史に客観的な判断というのは出来ない。韓国は「血統主義」で、名字が同じ人は元をたどれば皆、血族なのです。本当に血族かどうかは分かりませんが、世間では「そういうこと」になっています。ちなみにかつて韓国では「同じ名字の人」とは結婚できませんでした。なにせ名字が同じということは血族ですから、結婚するってことは近親相姦になるからです。
それはともかく。
過去の偉人・有名人と同じ名字の人間なんて掃いて捨てるほどいるんですね。だから「歴史上の人物」の子孫というのは幾らでもいるわけです。よって何十年たっても韓国には大昔の歴史の「当事者」が存在することになります。

実際、韓国ではファンタジーが先行するのはこういう理由もあるわけです。だって、現代の韓国人が「先祖と同一体」である以上、先祖の失敗や惨めな姿というのは、自分の恥なわけです。すると、当然、過去の朝鮮半島のことを悪く描くということは出来ません。それが客観的な事実で無かろうと、かまわないのです。メンツが優先するというのもある程度は致し方ないことです。
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過去と向き合えない

例えば日本ならば戦時中に生きていた人がいなくなると、その時代の客観的な事実が浮き彫りになる、ということがあります。当時は誰もが知っていたけど、語れなかったことが、何十年も経って『歴史の話』となってしまって、何十年も経った方がむしろ、物事を客観的に見られるようになるんですね。「東京裁判」なんて最たる例です。だから、「後世の歴史家が判断する」ということが出来るし、それが重要にもなります。ところが韓国や中国では「先祖と子孫が同一体」であり、先祖の恥は子孫の恥となると、いつまで経っても客観的に判断するということは出来ません。だから『朝鮮半島は有史以来独立している』『それを植民地にしたのは日本』という根も葉もないことを平気で言えるんです。むしろそういうことが言えない韓国人は韓国人らしくないんです。

といっても、朝鮮人以外の人でも、先祖のことを悪く言われて「不愉快じゃない」民族はいないでしょう。多少なりとも、先祖のつながりを感じているのです。ただ中国と朝鮮といった儒教では先祖の優先順位が非常に高いのです。文化風習が全然他国と違うんですね。
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