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持統天皇(四十二)班田大夫の派遣・白蛾を角鹿郡で捕らえる
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八月癸亥朔乙丑、赦罪。己卯、幸飛鳥皇女田莊、卽日還宮。九月癸巳朔辛丑、遣班田大夫等於四畿內。丙午、神祇官奏上神寶書四卷・鑰九箇・木印一箇。癸丑、伊勢国司獻嘉禾二本。越前国司獻白蛾。戊午、詔曰、獲白蛾於角鹿郡浦上之濱、故増封笥飯神廿戸、通前。
現代語訳
(即位6年)8月3日。罪を赦しました。
8月17日。飛鳥皇女(アスカノヒメミコ=天智天皇の娘)の田荘(ナリドコロ)に行きました。その日に宮に帰りました。
9月9日。班田大夫(タタマイノマヘツキミ=班田収授のための役人)を4つの畿内に派遣しました。
9月14日。神祇官は奏上して、神宝書(カムダカラノフミ)四卷・鑰(カギ)九箇・木印(キノオシテ)一箇を献上しました。
9月21日。伊勢国司は、嘉禾(ヨキイネ)2本を献上しました。越前国司は白い蛾(ヒヒル=?)を献上しました。
9月26日。詔(ミコトノリ)して言いました。
「白蛾(シロキヒヒル)を角鹿郡(ツヌガノコオリ)の浦上(ウラカミ)の浜で捕らえました。封(ヘヒト)を笥飯神(ケヒノカミ)に20戸増しました。以前のに追加する」
8月17日。飛鳥皇女(アスカノヒメミコ=天智天皇の娘)の田荘(ナリドコロ)に行きました。その日に宮に帰りました。
9月9日。班田大夫(タタマイノマヘツキミ=班田収授のための役人)を4つの畿内に派遣しました。
9月14日。神祇官は奏上して、神宝書(カムダカラノフミ)四卷・鑰(カギ)九箇・木印(キノオシテ)一箇を献上しました。
9月21日。伊勢国司は、嘉禾(ヨキイネ)2本を献上しました。越前国司は白い蛾(ヒヒル=?)を献上しました。
9月26日。詔(ミコトノリ)して言いました。
「白蛾(シロキヒヒル)を角鹿郡(ツヌガノコオリ)の浦上(ウラカミ)の浜で捕らえました。封(ヘヒト)を笥飯神(ケヒノカミ)に20戸増しました。以前のに追加する」
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解説
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持統天皇(日本書紀30巻)の表紙へ
- Page38 持統天皇(三十八)難波の大蔵の鍫・繋囚と見徒を皆、赦す
- Page39 持統天皇(三十九)阿古志海部河瀬麻呂たちの免税・藤原の宮地を鎮め祭る
- Page40 持統天皇(四十)伊勢への赤引糸35斤・大隈と阿多へ仏教を・郭務悰の阿弥陀像
- Page41 持統天皇(四十一)直丁に官位・赤烏を捕らえた褒賞・熒惑と歲星
- Page42 持統天皇(四十二)班田大夫の派遣・白蛾を角鹿郡で捕らえる
- Page43 持統天皇(四十三)伊勢・住吉・紀伊・大倭・菟名足に奉る
- Page44 持統天皇(四十四)百姓に黄色の衣を奴に皁衣を・80歳以上に給う
- Page45 持統天皇(四十五)桑・紵・梨・栗・蕪菁を植えるよう勧める
- Page46 持統天皇(四十六)坐贓の罰
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