日韓合意が韓国を追い込む理由

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日韓合意が韓国を追い込む理由

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日韓合意が韓国を追い込む理由

2016年、日本と韓国が「慰安婦問題の不可逆的な解決をする」という合意をしました。不可逆というのは、もう「遡って問題にしませんよ」「完全に解決しましたよ」ということです。
ところが、韓国では相変わらず慰安婦像を立て続けています。つまり合意を反故にしているのです。そのことで韓国が国際的にどんどんと追い込まれていくことになります。

このページでは日韓合意がなぜ韓国の首を締めるのかについて書いています。韓国をディスる内容ではないです。
まとめ
●韓国は儒教国で、儒教国は法より道徳が重んじられる。
●韓国人はどうしても法を軽んじる国民性がある。
●法というのは法律だけでなく、条約なども含まれる。
●韓国政府は、日韓合意で「不可逆的に解決」と取り決めをしても、法より道徳が大事な韓国人が守らないことは分かっていた。
●にもかかわらず、合意をしたのは、韓国政府自身も法(条約)を軽んじているから。
●韓国人が法を守らないことと、韓国政府が法を守らないことは意味が違う。
●韓国政府が条約を軽んじていることが明らかになった。
●守る気のない条約を平気で結ぶ政府と烙印を押された。
●韓国と条約を結ぶ意味はないし、投資してもどうなるか分からない。
●これは完全に韓国政府のオウンゴール(自殺点)だ。
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韓国は儒教の国で何より道徳が大事

さて。
韓国は儒教の国で、何より道徳を重んじます。法律より道徳です。道徳で社会を安定させよう!というのが儒教です。そのため儒教国では他の国に比べると法律が軽んじられる性質があります。法律だけでなく、約束・条約・ルールといった前もって決めていたことを軽んじます。似たようなもので「マニュアル」も韓国では軽んじられます。日本人はマニュアルが大好きですよね。
道徳で社会を安定させる!というのは日本人には分かりにくいです。以下のページを参考にしてください。
参考
中国と韓国が法律・条約を守らない理由…契約主義と和と徳治主義
日韓基本条約を韓国が無視して更に謝罪と賠償を求める理由
道徳が法律を超える(徳治主義の一面)

韓国は法より道徳が大事な社会です。
ここでの「法」とはもちろん日韓合意のことです。
ここでの「道徳」とは、慰安婦像を建てることです。
韓国人にとっては、日韓合意でどのような文言があってどれだけ約束をしても、その合意・条約がそれだけ国際的な常識では拘束力があり、守らなくちゃいけないものであっても、慰安婦像を建てるという道徳には逆らえません。何より道徳が大事な社会ですからね。国民性です。道徳を大事にしない韓国人は韓国人ではないです。
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韓国政府は国家間の条約を軽んじている

この日韓合意というのは例えるならばイスラム教の国で、「イスラムの信仰をやめまーす!」という条約を結ぶようなものです。そんな条約を結ぶ政府はどうでしょうか。守れもしない条約を結んだのですからね。ありえませんよね。そんな条約を結ぶなんて、そんな政府はまともに機能していると言えませんよね。

韓国政府は絶対に守れない、守れるわけもない、そんな条約を平気で結んだのです。
ここが大事なポイントです。
日本は関係ありません。

韓国人(韓国の国民)は法より道徳ですから、日韓合意を守る必要があるとは思っていません。現在(2017年1月時点)でもそうです。これは韓国人が「おかしい」ということではなくて、あくまで国民性です。ただ、韓国政府が「できもしない合意をした」ことは致命的です。
●韓国人はともかく、韓国の高官・韓国政府は、「国際的には条約は守らなくちゃ行けないものだ」ということは知っているんですね。そして、「韓国人は法律より道徳の国民性だから、いくら日本と不可逆に解決したという条約を結んでも抑えきれない」と知っているはずなんです。つまり、この合意は最初の最初から守る気が無かったのです。少なくとも、そう受け取られても文句の言えないような合意をしたのです。
●正確には、韓国高官・韓国政府は、韓国人が道徳を振りかざして合意を守らないとしても、日本は許すだろう、と考えていたのです。その原因は「日本が儒教の国だ」と考えていたからではないか、と私は思います。日本は儒教の国ではないのですがね。儒教の国なら道徳を重んじる韓国人の行動を否定できないだろうと韓国政府は考えた……。ま、単純に日本を舐めていただけ、ってのもあるでしょうけど。
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政府の軽々な合意は、個人や企業の違法とは意味が違う

例えば、ある韓国人が外国で法律を破ったとしても、それは個人のことです。その個人が罰せられて、個人が信頼を失うだけです。例えば、韓国の会社がルールを破ったとしても、それも一企業の罪です。例えば、アップルの特許を侵害した、とかね。でも、政府が国際社会のルール(法・条約)を無視すれば、国家が信頼を失い、韓国と今後、条約を結んでも意味がないと世界中の他国の政府がそう判断するってことです。

これが致命的です。
もちろん…何度も言うようですが……韓国人は条約や法律を「絶対に守らなくちゃいけない」と思っていません。この考え・国民性を白日のもとに晒したのが日韓合意でした。まぁ、前々から接している高官や企業の人たちは分かっていたのでしょうが、「韓国は条約を守らない」…正確には「守る気のない条約も平気で結ぶ」というのが国際社会の常識になったのです。

そんな国とスワップを結ぶか?
そんな国に投資をしますか?
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日韓合意は韓国政府の自殺点

どんな戦略を思いついても、他国を巻き込んでいくことは、韓国には不可能となりました。選択肢がない、というのはなかなか致命的です。これが韓国を追い込んで行く理由です。これを、日本政府が意図していたか?という疑問はありますが、多分、意図していたというよりは、罠は張ったが「まさか、本当に合意するとは思わなかった」というのが現実じゃないかと思います。
日本がどう考えていたかというのは、問題ではないです。結局、そんな合意をしてしまうのは韓国政府が「国家間の条約を軽んじているから」なのです。そこが問題で、そこだけが問題です。大体、国家間というのは敵味方があってもそこには化かし合い・騙し合いはあるのです。日本政府が意図したことは、騙すというレベルにすら達していない。日韓合意で韓国が損失を被るのは、誰がどう考えても、韓国政府のオウンゴール(自殺点)です。
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