スポンサードリンク
世界が韓国から孤立する…法(神)と道徳(儒教)の戦い
投稿日時:2017-05-29 12:14:10TWEET Facebook はてブ Google+ Pocket
概要
まとめ
●国連事務総長が日韓合意に賛意・歓迎の意思を表明した。
●韓国ではかなり大騒ぎで批判している。
●韓国では道徳が大事なので、不道徳な日韓合意は許されない。
●道徳は法よりも大事な社会なので、国家間の契約より道徳が大事。
●儒教では道徳によって社会秩序を保とうとしている。
●一方で国連は欧米の世界観で「法」を優先する社会。
●欧米は法による秩序により社会秩序を保とうとしている。
●今回の騒動は法(神)と道徳(儒教)の戦い。
●国連事務総長が日韓合意に賛意・歓迎の意思を表明した。
●韓国ではかなり大騒ぎで批判している。
●韓国では道徳が大事なので、不道徳な日韓合意は許されない。
●道徳は法よりも大事な社会なので、国家間の契約より道徳が大事。
●儒教では道徳によって社会秩序を保とうとしている。
●一方で国連は欧米の世界観で「法」を優先する社会。
●欧米は法による秩序により社会秩序を保とうとしている。
●今回の騒動は法(神)と道徳(儒教)の戦い。
国連事務総長が慰安婦の日韓合意に賛意・歓迎
産経新聞国連事務総長が慰安婦の日韓合意に「賛意」「歓迎」 テロ等準備罪法案批判「国連の総意ではない」 安倍晋三首相との会談で
http://www.sankei.com/politics/news/170527/plt1705270030-n1.html
http://www.sankei.com/politics/news/170527/plt1705270030-n1.html
安倍首相とグテレス国連事務総長がイタリアのタオルミナで会談を行いましてゲテレスさんが
●日韓慰安婦合意に「賛意」と「歓迎」。
●テロ等準備罪の改正案を批判した国連特別報告者のケナタッチは国連の意思を反映したものではない。
●国連は北朝鮮への圧力に対して積極的に関わる。
●テロ等準備罪の改正案を批判した国連特別報告者のケナタッチは国連の意思を反映したものではない。
●国連は北朝鮮への圧力に対して積極的に関わる。
と、発言。発言というか、ほとんど安倍首相と意見を同一にすると表明しただけですね。この発言によって韓国は揺れに揺れています。日韓合意を国連が支持したことが気に入らないのです。
韓国では道徳が大事。
彼らにとって日韓合意は不道徳で有り、履行する必要はないし、破棄するのが正義ですから、このゲテレス事務総長の発言は許せない。
スポンサードリンク
韓国の考え方
儒教では道徳によって社会を安定させようという考えがあります。王と臣下がいて、臣下が王をないがしろにすれば統治はできません。だから王は臣下に命令を聞かせないといけないし、臣下は王の命令を聞かないといけない。でないと国家は運営できない。この上意下逹のシステムを維持する根拠が道徳です。他の国は「法やルール」なんですが、儒教国では「道徳」なんです。臣下は忠誠心を持ち、王は臣下に礼を持って接する。そうして「道徳」によって国を運営する。法律はあくまで道徳を補佐するものであって、法律は絶対ではなく、法律と道徳を比べれば問答無用で道徳が勝ちます。
だから慰安婦合意という不道徳は許せない。韓国人にとって、不道徳を放置するってことは社会秩序が乱れ、国家は運営できません。韓国には韓国の都合があるのです。
だから慰安婦合意という不道徳は許せない。韓国人にとって、不道徳を放置するってことは社会秩序が乱れ、国家は運営できません。韓国には韓国の都合があるのです。
スポンサードリンク
国連の、というか現在の国際社会の考え
しかし、国連にとって大事なのは道徳ではなく「法」です。
欧米にとって法とは社会を運営するために絶対に必要なもので、法を破るものは「悪」です。彼らにとって法律とは単なる「ルール」ではなく、根本的には神との契約です。神という崇高で絶対的に正しいものとの約束です。例えば結婚も神との約束です。教会で結婚を神に報告したら、昔は離婚できませんでした。神に誓ったんだから、ひっくり返せない。離婚するってことは神との約束を破るということです。イギリスのヘンリー8世が離婚するためにイギリス国教会を設立しなくちゃいけないくらいに神との約束は厳しいものです。王様ですら蔑ろにできない。ですから法を破るということは神への冒涜です。法を守ることが道徳であり、法と道徳は切り離せません。いや、道徳の中には「法を守る」ということは当然入っている。ここが韓国とは決定的に違います。法が社会秩序をもたらしているというのが国際的常識であり「国連の立場」です。
欧米にとって法とは社会を運営するために絶対に必要なもので、法を破るものは「悪」です。彼らにとって法律とは単なる「ルール」ではなく、根本的には神との契約です。神という崇高で絶対的に正しいものとの約束です。例えば結婚も神との約束です。教会で結婚を神に報告したら、昔は離婚できませんでした。神に誓ったんだから、ひっくり返せない。離婚するってことは神との約束を破るということです。イギリスのヘンリー8世が離婚するためにイギリス国教会を設立しなくちゃいけないくらいに神との約束は厳しいものです。王様ですら蔑ろにできない。ですから法を破るということは神への冒涜です。法を守ることが道徳であり、法と道徳は切り離せません。いや、道徳の中には「法を守る」ということは当然入っている。ここが韓国とは決定的に違います。法が社会秩序をもたらしているというのが国際的常識であり「国連の立場」です。
ここで「法」と「道徳」のどちらが正しいのかは論じても無意味なのでしません。
スポンサードリンク
法による社会秩序
国連にとって慰安婦合意は国家間の契約です。その契約を守ること…「法」を守ることが世界の秩序をもたらすと考えています。国連だけでなく、現在の国際的な常識は「法」優先です。契約を交わしたら、それは履行する。そういう秩序がないと、国家同士が疑心暗鬼になりますよね。疑心暗鬼になれば世情が不安定になる。戦争の火種も増える。そんなことは避けたい。だから契約(条約や合意)は当然履行される……そういう法による秩序・信用を構築したいと国連が考えるのは極々自然でしょう。韓国が一旦合意したものを韓国人が不満だからと履行しないことを国連が認めたら、他の国も国家間の約束を無視するようになるでしょう。国連が自ら社会秩序を壊すようなことは出来ない。
国連としては慰安婦合意は履行されるべきだし、もしも韓国がどうしても不満ならば、日本と再交渉して「合意の上」で「無し」にしてもらうか、韓国から「破棄」するしかないのです。
この記事の向こうに見えるものは「神(法)と儒教(道徳)の戦い」です。よく、「世界が韓国から孤立する」なんて冗談をネットで言ってるんですが、コレ、的を得てた指摘なんです。韓国が道徳に固執して法をないがしろにするのは、国際的に見れば「異常」。孤立するのは当然です。
●韓国人は日本が国連を買収したように思っていますが。
国連としては慰安婦合意は履行されるべきだし、もしも韓国がどうしても不満ならば、日本と再交渉して「合意の上」で「無し」にしてもらうか、韓国から「破棄」するしかないのです。
この記事の向こうに見えるものは「神(法)と儒教(道徳)の戦い」です。よく、「世界が韓国から孤立する」なんて冗談をネットで言ってるんですが、コレ、的を得てた指摘なんです。韓国が道徳に固執して法をないがしろにするのは、国際的に見れば「異常」。孤立するのは当然です。
スポンサードリンク
SNSボタン
TWEET Facebook はてブ Google+ Pocketページ一覧
死ぬほどスッキリする韓国ニュース解説(連載)の表紙へ
- Page89 アメリカは北朝鮮の体制保証発言…アメリカは北朝鮮を理解していない可能性
- Page90 事実と妄想がごちゃ混ぜになる韓国…文喜相の発言から
- Page91 儒教と民主主義が合わない理由
- Page92 韓国人が消防車に道を譲らない理由
- Page93 世界が韓国から孤立する…法(神)と道徳(儒教)の戦い
- Page94 文在寅と徳政令…徳政令は経済対策ではなく道徳対策
- Page95 「韓国人に生まれなくて良かった」で考える…韓流は嫌韓の始まり
- Page96 アップルがWWDCで韓国記者を締め出した理由
- Page97 済州ユナイテッドの選手とスタッフによる暴行とそれを庇う韓国の道徳
スポンサードリンク