左派文化人は公家…現実から目をそらせば幾らでも綺麗なことを言える

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左派文化人は公家…現実から目をそらせば幾らでも綺麗なことを言える

投稿日時:2017-06-13 11:55:55
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概要

まとめ
●坂本龍一が「両国が国境をなくし、政治・経済自由区域になってほしい」と発言した。
●日本の文化人はなぜ左気味か。
●日本の文化人は公家。公家は左の考えと融和しやすい。
●文化人は理想を語り、穢れを嫌い、競争を嫌う。
●日本の一般人は侍。現実と向き合って戦い、穢れ、競争も現実と折り合いをつける。
●マスコミと文化人が左に振れていたので、世間も左寄りだったが、ネットが普及したことで、一般人と文化人の間にズレが生まれた。

坂本教授「日韓が小さなEUに」

レコードチャイナ「日韓が国境のない小さなEUになってほしい」坂本龍一氏のメッセージに、韓国ネットから反響「日本が先に心を開いて」「素直に拍手を送りたい」
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20170607/Recordchina_20170607033.html 

日本で左気味の発言をする人って、基本的に二種類しかいないんですよ。一つは野党。もう一つは文化人(大学教授を含む)。野党が左の発言をするのは、ポジショントークとしてしょうがない部分があると思うのですよ。対立構造を無理にでも作らないと野党の立場がないですからね。不思議なのは文化人ですよね。
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文化人=公家

穢れを嫌う
日本は平安時代に入ると中国の弱体化もあって、軍隊を放棄します。これが非常に奇妙で、普通は政府が軍隊を縮小することはあるんですよ。支出が減りますからね。財政再建には好手です。でも軍隊を放棄するってのは、国内の問題も解決できなくなりますから、おかしい。縮小と放棄は全然違う。で、どうして軍隊を放棄したのかというと「穢れ」を嫌ったから、と言われています。穢れを嫌うのは朝廷の感覚です。つまり「公家」の感覚です。
●自衛隊を憲法違反と否定するのは公家の感覚がある。
●憲法九条で平和に訪れると考えるのは言霊信仰から。

強行採決は不法でも不道徳でもない
日本って与党の「強行採決」を批判しますよね。でも民主主義の選挙で与党が決まったってことは与党は自分の政策を推し進めないと意味がないのですね。強行採決を批判するのは実は日本くらいのものです。与党は数にものを言わせるのが「当然」なのです。国家運営を任せるのだから、そこを否定したら民主主義がおかしくなるんです。

でも、マスコミは批判する。これは怨霊の発生を嫌う「公家の感覚」です。
●強行採決がダメで少数派の意見を取り入れないといけないならば、日本に政権交代って不要なんじゃないでしょうか。

他にも、公家は怨霊を防ぐために競争を排除しました。それが科挙の廃止(取り入れの失敗)とか、家によって朝廷の仕事を受け継ぐようになり、朝廷が硬直化するのですね。
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日本の普通の人は「侍」

どうも、日本の文化人や知識人やエリートと言われる人たちは、「公家」なんですよ。発想がね。しかし、世間は違う。競争を嫌い、恨みの一切のない穢れのない世界を夢想する。普通の人たちは社会に競争が溢れていて、それが社会には競争はむしろ「社会を改善するエネルギー」になっていることを知っているんですよね。それに軍隊にしろ権力にしろ、社会を円滑に運営するためには必要なものだという「現実」に理解があるんです。実は日本の普通の人は現実を理解し、現実と立ち向かう「サムライ」なんです。
●マスコミと文化人が「情報」を取り仕切っていたので、世間も流されて左にぶれていた。
●公家(文化人)と侍(庶民)の感覚の違いがネット・SNS普及によってハッキリしてきたのだと思います。

左の人は「自分たちの意見がなぜ少数派なんだ!」と疑問に思っているようですが、ズレてるんですよね。周囲の人は左かもしれないけど、それは彼らの周囲に偏ってるだけ。普通の人と接する機会があっても、普通の人は気を使って話を合わせるものですし、気がつくことがないんじゃないでしょうか。普通の人(侍)は「現実」を処理するテクニックがありますからね。坂本教授の意見も、「あぁ、ズレてるなぁ」としみじみ思っちゃうんですよね。現実が見えてない。現実から目をそらせば、どんな綺麗なことも言える。もしかすると坂本教授は立派に見えるけど、日本に住んでいないし、日韓が国境なしになっても、現実に大変な思いをしない。
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幻想と現実

いや、もう立派ですらないか。
ヨーロッパが美しい「人権の幻想」を盾にして、移民を受け入れた結果、テロで頻発し、治安が悪化して、それで被害に遭うのは、綺麗なことを言った文化人やエリートじゃないのです。現実にひどい目にあうのは普通の人たち。その中でも立場の弱い人ばかり。ヨーロッパはその現実を見て、移民を抑制にかかっています。文化を無理に混ぜるのは危険なんですよ。日本の公家(文化人)はそれを知っても、その現実を見ない。これは理想・幻想を超えて、病気に近い。
坂本教授は叩かれたけど、今にそれすら無視されるんじゃないかと思います。
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