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韓国の反日・反米・反中の違い
投稿日時:2017-06-27 14:01:16TWEET Facebook はてブ Google+ Pocket
概要
まとめ
●韓国の反日は反日一色。親日もいるがおおっぴらには言えない。
●韓国の反米は、反米と親米が混在している。
●韓国の反中は薄い。歴史的に宗主国であることと、事大主義で中国がヤバイという認識がありながらも、親中へと流れる。
●韓国の「反」と「親」の境目は「力と道徳」。
●韓国の反日は反日一色。親日もいるがおおっぴらには言えない。
●韓国の反米は、反米と親米が混在している。
●韓国の反中は薄い。歴史的に宗主国であることと、事大主義で中国がヤバイという認識がありながらも、親中へと流れる。
●韓国の「反」と「親」の境目は「力と道徳」。
反日
韓国は反日です。これは間違いない。しかし、例えば日本で「反米」と言っても、親米もいる上で反米と親米が議論をすることになるのですが、韓国の反日は基本的にほぼ親日は存在しない状態での反日。反日を止める理屈がない状態での反日なんですよね。いや、正確には親日の人もいないわけじゃないんですが、例えば日本の嫌韓に対する親韓のような、ある程度議論の成立するような割合ではないのですよ。つまり韓国の反日はほぼ反日一色。親日が発見されたらボコボコです。
この反日の理由には戦前の「併合」があると考えがちですが、歴史資料を読めば朝鮮人というのは、ずっと日本人を見下しているわけで、国民性と考えた方が適切です。
ではなぜ日本を見下すのかというと「中華思想」です。正確には小中華思想ですね。中国は中国が「中心」と考えていて、その中心である中国から離れるほどに「文化的に劣っている」と考えます。となると朝鮮は中国に近い、日本は中国から遠いというわけで、日本の方が文化的に劣っているのが当然になります。まぁ、どこの国も自分の国を基準してしまうものですが、面白いのは朝鮮が中国の価値観を借りていることには疑問を持たないことですね。
この反日の理由には戦前の「併合」があると考えがちですが、歴史資料を読めば朝鮮人というのは、ずっと日本人を見下しているわけで、国民性と考えた方が適切です。
ではなぜ日本を見下すのかというと「中華思想」です。正確には小中華思想ですね。中国は中国が「中心」と考えていて、その中心である中国から離れるほどに「文化的に劣っている」と考えます。となると朝鮮は中国に近い、日本は中国から遠いというわけで、日本の方が文化的に劣っているのが当然になります。まぁ、どこの国も自分の国を基準してしまうものですが、面白いのは朝鮮が中国の価値観を借りていることには疑問を持たないことですね。
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反米
韓国は反米でもあります。しかし、反日と決定的に違うのは、親米もそれなりの人数がいるってことです。例えば、リッパート駐韓大使が殺されそうになった時に、そのあとの必死のフォローは覚えているんじゃないでしょうか。前科のある犯人を朝食会に通しておいて、「韓国はアメリカに敵意はありませんよ!」ってアピールが激しい。どっちが本当か? って思いませんでしたか? どっちも嘘ではないのです。反米勢力があり、一方で親米勢力もある。現在は文在寅大統領が生まれたことで、反米・米軍撤退・THAAD配備反対が激しいのですが、親米勢力もいて、反文在寅は親米が多く、反文在寅の一つの大きな要素になっています。まぁ、文在寅の支持率を考えれば、大した要素ではないのは分かるでしょうが。
反米の根本にあるものは「自主独立」への憧れと、親中・親北です。親中親北は分かりやすいでしょう。中国と北朝鮮がアメリカと敵対しているから反米ってだけのことです。私としては自主独立の憧れって意外と大きいのではないかと思うのです。儒教では「起源」というのが重要になります。韓国は、日本が敗戦したことで生まれた国であって、抵抗して勝ち取った「独立」ではないのですね。その上、共産主義と資本主義の代理戦争で韓国が生まれたという経緯をどこかで「不愉快」に思っている。米軍を追い出して、純粋に韓国軍だけで防衛することで、「正しい国家」になろうとする動機があるんじゃないかと思います。
反米の根本にあるものは「自主独立」への憧れと、親中・親北です。親中親北は分かりやすいでしょう。中国と北朝鮮がアメリカと敵対しているから反米ってだけのことです。私としては自主独立の憧れって意外と大きいのではないかと思うのです。儒教では「起源」というのが重要になります。韓国は、日本が敗戦したことで生まれた国であって、抵抗して勝ち取った「独立」ではないのですね。その上、共産主義と資本主義の代理戦争で韓国が生まれたという経緯をどこかで「不愉快」に思っている。米軍を追い出して、純粋に韓国軍だけで防衛することで、「正しい国家」になろうとする動機があるんじゃないかと思います。
●独立への憧れは朝鮮半島から漢字を追い出してしまう「国粋主義」と同じ。
●日本なんて米軍を追い出したら「正しい国家になれる!」とは思っていません。防衛する上で必要かどうかしかない。あってもせいぜい、基地周辺の治安と騒音問題だけ。ちょっと考え方が違うんですよね。
●日本なんて米軍を追い出したら「正しい国家になれる!」とは思っていません。防衛する上で必要かどうかしかない。あってもせいぜい、基地周辺の治安と騒音問題だけ。ちょっと考え方が違うんですよね。
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神社や関連する土地
反中
韓国の翻訳サイトを見ると、投稿には「中国はヤバイ」という日本人の見解とほとんど同じ人もいるのですが、一方で「経済発展著しい中国」と「歴史的に朝鮮半島の宗主国」という好評価が多いです。
儒教では強いものになびく「事大主義」があります。経済発展してアメリカを追い越すかも知れない中国に韓国はどうしても「おもねりたい」のです。これは国民性ですね。それに歴史的に宗主国である中国と一緒に行動したいという欲求も強い。韓国に反中はあっても、親中の方が上回りやすいのです。
分かりやすいのがTHAADです。
THAADは韓国の広範囲を防衛するミサイル防衛システムです。THAADの配備は韓国人としては「賛成」なのです。アンケートで反対が上回ったことは一度もないと思います。そりゃそうですよね。防衛ですからね。
ところが文在寅は環境アセスメントを理由にしてTHAAD配備を遅らせようとする。THAAD配備を遅らせる理由の中に「中国が配備を嫌がっているから」ということがあるんです。でも、防衛ですよね。中国にミサイルを撃ち込むための設備ではないのですよ。配備していいじゃないですか。それに民意が配備を賛成しているのです。配備すればいい。いや、配備を遅延している文在寅を民意が否定するべきではないでしょうか。文在寅は民意を無視して配備を邪魔している!と声を上げても不思議じゃないでしょう。ところが、それはない。あっても大したことはない。結局、韓国の「反中」が薄いからです。まぁ、THAADは在韓米軍を守るだけではなく、韓国を守っているのだから、安全保障よりも中国を敬ったり、北朝鮮同胞を愛する気持ちが勝っているってことになる。ここには親中・反中よりも、道徳が現実(事実)を上回る国民性の方が問題がありそうなんですが。
韓国の翻訳サイトを見ると、投稿には「中国はヤバイ」という日本人の見解とほとんど同じ人もいるのですが、一方で「経済発展著しい中国」と「歴史的に朝鮮半島の宗主国」という好評価が多いです。
儒教では強いものになびく「事大主義」があります。経済発展してアメリカを追い越すかも知れない中国に韓国はどうしても「おもねりたい」のです。これは国民性ですね。それに歴史的に宗主国である中国と一緒に行動したいという欲求も強い。韓国に反中はあっても、親中の方が上回りやすいのです。
分かりやすいのがTHAADです。
THAADは韓国の広範囲を防衛するミサイル防衛システムです。THAADの配備は韓国人としては「賛成」なのです。アンケートで反対が上回ったことは一度もないと思います。そりゃそうですよね。防衛ですからね。
ところが文在寅は環境アセスメントを理由にしてTHAAD配備を遅らせようとする。THAAD配備を遅らせる理由の中に「中国が配備を嫌がっているから」ということがあるんです。でも、防衛ですよね。中国にミサイルを撃ち込むための設備ではないのですよ。配備していいじゃないですか。それに民意が配備を賛成しているのです。配備すればいい。いや、配備を遅延している文在寅を民意が否定するべきではないでしょうか。文在寅は民意を無視して配備を邪魔している!と声を上げても不思議じゃないでしょう。ところが、それはない。あっても大したことはない。結局、韓国の「反中」が薄いからです。まぁ、THAADは在韓米軍を守るだけではなく、韓国を守っているのだから、安全保障よりも中国を敬ったり、北朝鮮同胞を愛する気持ちが勝っているってことになる。ここには親中・反中よりも、道徳が現実(事実)を上回る国民性の方が問題がありそうなんですが。
●韓国では「現実(事実)<道徳」になる。
●その一例が歴史問題。
●その一例が歴史問題。
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それぞれの違い
ほぼ完全な反対しかいない反日、親米が並存する反米、親中がぼろ勝ちしている反中と、濃度がはっきりと違い、分かりやすいのではないでしょうか。「反」と「親」を決めるポイントは「道徳」と「力」です。力というのは「経済・軍事」ですね。力も道徳もない日本は見下されるばかりです。だから韓国は中国とアメリカを天秤にかける蝙蝠外交を行う。勝った方につけばいいというのが韓国の事大主義です。小国の知恵といえば聞こえはいいですが、どっちつかずで身動きが取れなくなってきているのが現在。
日本の嫌韓・反米・反中とは色々とニュアンスが違うんですよ。
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