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北朝鮮が7月4日にICBM発射実験成功…北朝鮮の事情と勘違い
投稿日時:2017-07-07 11:06:56TWEET Facebook はてブ Google+ Pocket
北朝鮮が7月4日にICBM発射実験成功…北朝鮮の事情と勘違い
まとめ
●北朝鮮が7月4日にICBM発射実験。
●北朝鮮はICBMを持つことで交渉を優位に進められる、と思っている。
●北朝鮮の目的なアメリカに譲歩させ、現体制を維持すること。
●アメリカは不可侵条約を結ぶ代わりに「核放棄」を求めるのは必然。
●しかし北朝鮮はかつて、核開発凍結を条件に援助を受けながら、秘密裏に開発を続けていた。北朝鮮には信頼がない。
●北朝鮮は爆撃へと進んでいるだけ。
●北朝鮮が7月4日にICBM発射実験。
●北朝鮮はICBMを持つことで交渉を優位に進められる、と思っている。
●北朝鮮の目的なアメリカに譲歩させ、現体制を維持すること。
●アメリカは不可侵条約を結ぶ代わりに「核放棄」を求めるのは必然。
●しかし北朝鮮はかつて、核開発凍結を条件に援助を受けながら、秘密裏に開発を続けていた。北朝鮮には信頼がない。
●北朝鮮は爆撃へと進んでいるだけ。
北朝鮮が初のICBM試射成功?
2017年7月4日。北朝鮮がアメリカの独立記念日にミサイル発射を行いました。北朝鮮はこれが「ICBMだ!」と発表。つまり、北朝鮮からアメリカにミサイルは到達するってこと。アメリカは今の所は「中距離だ!」としていて、アメリカまでは届かないものではないかと言っていますが、アメリカメディアの中には「おそらくICBMだろう」と判断するものもあります。
実際に届くはともかく。
かつてイラク戦争の時に、アメリカが「イラクが大量破壊兵器を持っている!」と主張して戦争をしたのに、後日になって保有していないことが判明して批判されましたが、今回は真逆。北朝鮮がわざわざ戦争の理由を提出しているのです。
実際に届くはともかく。
かつてイラク戦争の時に、アメリカが「イラクが大量破壊兵器を持っている!」と主張して戦争をしたのに、後日になって保有していないことが判明して批判されましたが、今回は真逆。北朝鮮がわざわざ戦争の理由を提出しているのです。
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性格・能力
儒教では上下関係が大事で、金正恩としては「アメリカより俺の方が上だ」と部下に示していないと政権基盤が揺らぐのではないかと私は考えています。つまり、暴走状態でもあるのではないかと。仮に、アメリカがICBMと核開発の結果として譲歩した場合、さらに暴走する可能性は非常に高いです。それが最悪の結果を呼ぶ可能性もある。
一つ、北朝鮮には誤解があって、ICBMというカードを持ったことで、アメリカとの交渉で不可侵条約・和平条約を結ぶことが出来ると考えているのですが、アメリカは当然、条約を結ぶ代わりにICBM・核ミサイルを破棄するように求めるでしょう。その要請に北朝鮮が答えるとして、アメリカは信用するか? しませんよね。だって北朝鮮はかつて、核開発放棄を条件にアメリカから援助を受けて、「実はこっそり核開発してました!」ってオチがありましたからね。すでに信頼を失っている。だからこそアメリカには交渉のカードはない。そんなことをしたらアホだと言われる。「爆撃カード」をアメリカはチラつかせながら圧力をかけた。アメリカにはそうするしか方法がなかったからってのが大きいのです。。
一つ、北朝鮮には誤解があって、ICBMというカードを持ったことで、アメリカとの交渉で不可侵条約・和平条約を結ぶことが出来ると考えているのですが、アメリカは当然、条約を結ぶ代わりにICBM・核ミサイルを破棄するように求めるでしょう。その要請に北朝鮮が答えるとして、アメリカは信用するか? しませんよね。だって北朝鮮はかつて、核開発放棄を条件にアメリカから援助を受けて、「実はこっそり核開発してました!」ってオチがありましたからね。すでに信頼を失っている。だからこそアメリカには交渉のカードはない。そんなことをしたらアホだと言われる。「爆撃カード」をアメリカはチラつかせながら圧力をかけた。アメリカにはそうするしか方法がなかったからってのが大きいのです。。
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戦争への一本道
北朝鮮のやっていることは、戦争への一本道。
その向こうにあるものは、北朝鮮の消滅ではないにせよ、現体制の崩壊です。それを避ける賢明な策としては「適当な譲歩」なのですよ。例えば、科学者の放出・核施設を国連監視下に置く・核開発の凍結など。無論、信頼がありませんから、まずは信頼を得なくては行けない。少なくともミサイルと撃っているうちは信頼されない。信頼構築のための行動がないとだめ。でも、それは出来ない。儒教では譲歩は道徳のない側がすることで、アメリカに譲歩していると部下に見られたら、現体制が危険だから。
さて、どうなるでしょうか。
その向こうにあるものは、北朝鮮の消滅ではないにせよ、現体制の崩壊です。それを避ける賢明な策としては「適当な譲歩」なのですよ。例えば、科学者の放出・核施設を国連監視下に置く・核開発の凍結など。無論、信頼がありませんから、まずは信頼を得なくては行けない。少なくともミサイルと撃っているうちは信頼されない。信頼構築のための行動がないとだめ。でも、それは出来ない。儒教では譲歩は道徳のない側がすることで、アメリカに譲歩していると部下に見られたら、現体制が危険だから。
さて、どうなるでしょうか。
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