樹に昇らせて弓で射って笑う・期我君と法師君

MENU
TOP>武烈天皇(日本書紀)>武烈天皇(十三)樹に昇らせて弓で射って笑う・期我君と法師君
スポンサードリンク

武烈天皇(十三)樹に昇らせて弓で射って笑う・期我君と法師君

TWEET Facebook はてブ Google+ Pocket

原文

七年春二月、使人昇樹、以弓射墜而咲。夏四月、百濟王遣期我君、進調、別表曰「前進調使麻那者非百濟国主之骨族也、故謹遣斯我、奉事於朝。」遂有子、曰法師君、是倭君之先也。

現代語訳

即位7年春2月。武烈天皇は人を樹に昇らせて、弓をもって射堕として笑いました。

夏4月。百済王は期我君(シガキシ)を派遣して調(ミツキ)を進呈しました。それとは別に表(フミ=文)を奉り言いました。
「前に調を進呈した使者の麻那(マナ=麻那君)は百済国の主(ニリム)の骨族(ヤカラ=一族)ではありません。それで謹んで期我(シガ)を派遣して、朝(ミカド)に仕えさせましょう」
その期我には子がいて、それが法師君(ホウシキシ)といいます。これは倭君の先祖です。
スポンサードリンク

解説

麻那は即位6年冬10月に日本にやってきて、そのまま留め置かれている麻那君のことです。
Pre<<<  >>>Next 
スポンサードリンク

SNSボタン

TWEET Facebook はてブ Google+ Pocket

ページ一覧

スポンサードリンク

管理人リンク

編集