スポンサードリンク
香山戸臣神
漢字・読み | カグヤマトミ神 |
概要
物語・由来
香山戸臣神(カグヤマトミ神)は大年神(オオトシ神)と天知迦流美豆比売(アメチカルミズヒメ)の間に生まれた神の1柱。性質はよく分かりません。古事記にしか登場しません。
ほぼ同じ名前の神オオカグヤマトミ
香山戸臣神(カグヤマトミ神)とは腹違いの神に「大香山戸臣神
(オオカグヤマトミ)」がいます。どちらも正体不明ですが、名前が近いんだから、性質はほとんど一緒でしょう。
カグヤマというのは「香」「山」と書きます。素直に考えると、「芳香がある山」という意味でしょう。
日本は夏は高温多湿で食中毒が多いです。食中毒を予防するものとして、昔から「香の強い物」を利用してきました。昔は病気は「魔」が起こすと考えていましたから、食中毒を予防する効果のある「香」があるものってのは、神聖なものという認識だったのでしょう。
すると、春や夏にスーっとする香のする山は、とても神聖に感じたハズです。クロモジかもしれないし、桐かもしれないし、沈丁花だったり、ヒバ、杉、松かもしれない。木じゃなくて草かもしれません。草なら、ネギ、ニラ、ニンニクかもしれません。
それに日本人は、山に穀物神が住んでいると思っていました。その穀物神が里に下りて畑に宿り、その畑で穀物を育てるわけです。山が清らかなほど、良い穀物神がいると考え、清らかである香のある山は「良い山」と考え、これを神格化した。それが「カグヤマトミ神」なのだと思います。
ほぼ同じ名前の神オオカグヤマトミ
香山戸臣神(カグヤマトミ神)とは腹違いの神に「大香山戸臣神
(オオカグヤマトミ)」がいます。どちらも正体不明ですが、名前が近いんだから、性質はほとんど一緒でしょう。
カグヤマというのは「香」「山」と書きます。素直に考えると、「芳香がある山」という意味でしょう。
日本は夏は高温多湿で食中毒が多いです。食中毒を予防するものとして、昔から「香の強い物」を利用してきました。昔は病気は「魔」が起こすと考えていましたから、食中毒を予防する効果のある「香」があるものってのは、神聖なものという認識だったのでしょう。
すると、春や夏にスーっとする香のする山は、とても神聖に感じたハズです。クロモジかもしれないし、桐かもしれないし、沈丁花だったり、ヒバ、杉、松かもしれない。木じゃなくて草かもしれません。草なら、ネギ、ニラ、ニンニクかもしれません。
それに日本人は、山に穀物神が住んでいると思っていました。その穀物神が里に下りて畑に宿り、その畑で穀物を育てるわけです。山が清らかなほど、良い穀物神がいると考え、清らかである香のある山は「良い山」と考え、これを神格化した。それが「カグヤマトミ神」なのだと思います。
スポンサードリンク
引用
スポンサードリンク
SNSボタン
TWEET Facebook はてブ Google+ Pocketページ一覧
用語・神名などの表紙へ
スポンサードリンク