北朝鮮への石油禁輸は、第二次朝鮮戦争の始まりの合図?

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北朝鮮への石油禁輸は、第二次朝鮮戦争の始まりの合図?

投稿日時:2017-04-29 12:51:19
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概要

まとめ
●北朝鮮への石油が禁輸される。
●エネルギー不足に陥った北朝鮮は石油を求めて進軍する。
●中国・ロシアは国境に軍を配備しているので進軍できない。
●北朝鮮が進軍するのは、当事者意識の欠落した韓国。
●6月にソウル近くの龍山基地が南へ移動する。
●6月に在韓米人の避難訓練がある。
●事態が大きく動くのは2017年6月以降。

北朝鮮への石油を禁輸へ

記事対北制裁強化へ中国と駆け引き 石油禁輸も浮上 安保理閣僚級会合
http://www.sankei.com/world/news/170429/wor1704290008-n1.html 

石油を禁輸する方向に向かっていますね。
北朝鮮に石油が供給されなくなれば、北朝鮮は国家を運営そのものが出来なくなります。これで核ミサイルを動かすこともできない。核の無力化です。これで米中の目的は果たせる。その上で、北朝鮮を爆撃すればいい。いや、それは本筋ではないですね。
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北朝鮮がエネルギーを求めて向かう場所は韓国

北朝鮮がエネルギー不足に陥ったら暴発しないか?
当然する。

石油のストップは日本が第二次世界大戦に突入せざるを得なかった状況と酷似しています。同じ状況に北朝鮮がなれば、当然同様に近隣に「石油」を求めて軍を進めることになります。となれば、北朝鮮はどこに向かうか??
ここで中国とロシアが国境に軍隊を配備している意味が出てきます。
参考
中国も緊迫 緊急事態に備え国境に展開
http://www.sankei.com/world/news/170425/wor1704250038-n1.html 
ロシア、北朝鮮との国境に部隊展開か…警備強化
http://www.yomiuri.co.jp/world/20170427-OYT1T50111.html 

北朝鮮が石油を求めて行くのは韓国しかありません。
人口の20%が集中する首都ソウルが国境30キロの場所にあり、韓国は致命的なほどに「当事者意識が欠けている」のです。こんな分かりやすい穴はない。もちろんソウル近くには在韓米軍の龍山基地があるのですが、ここの陸軍は2017年6月にソウルから南に電車で1時間以上かかる平沢市に移設することが決まっています。

そこにプラス2017年6月に在韓米人の海外への避難訓練の予定。
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事態が動くのは6月以降

石油の禁輸がいつになるのかは分かりませんが、6月以前ということはないでしょう。北朝鮮も龍山地区の在韓米軍が南に移設するまでは進軍しないでしょうしね。
そして石油を失い、核ミサイルが無力化した北朝鮮はなすすべなく「米軍」に破れる(韓国軍に、ではない)。
しかし米中の同意のもとで「北朝鮮の体制」は壊れない。
このシナリオ通りに行けば、金正恩は殺されるが、南北が統一することもない。
仮に進軍がなかったならば、ゆっくりと待って無力化した核施設を爆撃して仕舞えばいい。もしかすると石油のストップの時点でクーデターが起きる可能性もあるでしょうが。
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