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高木神
漢字・読み | タカギ |
別名 | タカミムスビ |
概要
タカミムスビの別名とされる
タカミムスビが古事記の途中から高木神と同一神とされるようになるが、元々は別々の神だったと考える方が、自然と思われる。
しかし、その詳細ははっきりしない。名前から推察するに、樹木の信仰ではないかと思われる。
タカミムスビが古事記の途中から高木神と同一神とされるようになるが、元々は別々の神だったと考える方が、自然と思われる。
しかし、その詳細ははっきりしない。名前から推察するに、樹木の信仰ではないかと思われる。
物語・由来
国譲り編などで、アマテラスと、ともに高天ヶ原の天津神の指令官の役割を果たします。
参考:キジを射抜いた矢が天安河の河原に アメノワカヒコの死 タケミカヅチの恫喝 オシホミミ神、地上に降りなさい オシホミミの提案どおりにニニギが降る サルタヒコが名乗る 高倉下の夢
参考:キジを射抜いた矢が天安河の河原に アメノワカヒコの死 タケミカヅチの恫喝 オシホミミ神、地上に降りなさい オシホミミの提案どおりにニニギが降る サルタヒコが名乗る 高倉下の夢
個人的コラム
このタカギ神に仮に樹木や、高い木の自然崇拝の神であり、太陽を司る性質があるとすると、思い浮かぶのは、諏訪神社の御柱祭りではないかと思う。
諏訪のタケミナカタが高木神と同一という意味ではなくて、諏訪のタケミナカタや出雲には高い柱や高い木に対する信仰が見られ、これと合致するのではないか?――この象徴的な存在がこの高木神だったのではないかという、意味です。そういう意味ではタカミムスビは高木神の発展系か、亜種のようなものではないかと考えています。
そうなると造化三神のふちのニ柱であるカミムスビとタカミムスビの関係が変わってきます。カミムスビは出雲系でタカミムスビは高天原系とされてきましたが、このニ柱はどちらも出雲出身という可能性もあります。出雲が大和成立に大きな役割を果たしたという仮説もこの辺りから見ても決して夢幻とはいえなさそう。
諏訪のタケミナカタが高木神と同一という意味ではなくて、諏訪のタケミナカタや出雲には高い柱や高い木に対する信仰が見られ、これと合致するのではないか?――この象徴的な存在がこの高木神だったのではないかという、意味です。そういう意味ではタカミムスビは高木神の発展系か、亜種のようなものではないかと考えています。
そうなると造化三神のふちのニ柱であるカミムスビとタカミムスビの関係が変わってきます。カミムスビは出雲系でタカミムスビは高天原系とされてきましたが、このニ柱はどちらも出雲出身という可能性もあります。出雲が大和成立に大きな役割を果たしたという仮説もこの辺りから見ても決して夢幻とはいえなさそう。
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