タケミカヅチの恫喝

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タケミカヅチの恫喝

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原文

「天照大御神高木神の命以ちて、問ひに使はせり。汝が宇志波祁流葦原中国は、我が御子の知らす国ぞと言依さし賜ひき。故、汝が心は奈何に。」とのりたまひき。

現代語訳

タケミカヅチが)

「わたしは天照大御神アマテラスオオミカミ)・高木神(タカギ神=タカミムスビ)の命により、使いに来た。
お前が神領としている葦原中国(=日本)は、我らの御子(=アマテラスの子のオシホミミ)が統治する国だ。前はどう考えている?」

と問いました。

性格・能力

後から来て、なんて厚かましい。オオクニヌシが作り上げたこの出雲と葦原中国――日本を譲れ、というのです。アマテラスが自分の子供を統治する首領としたとか言ってますが、そんなのは単なる我侭。

ここでもアマテラスとタカギ神がセットで登場しています。まるで夫婦ですね。

タケミカズチは神武の東征の際にも登場します。やはり剣に関わります。
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