持統天皇(三十三)18氏に祖の墓記を

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持統天皇(三十三)18氏に祖の墓記を

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現代語訳

(即位5年)8月13日。18の氏…
大三輪(オオミワ)・雀部(サザキベ)・石上(イソノカミ)・藤原(フジワラ)・石川(イシカワ)・巨勢(コセ)・膳部(カシワデ)・春日(カスガ)・上毛野(カミツケノ)・大伴(オオトモ)・紀伊(キ)・平群(ヘグリ)・羽田(ハタ)・阿倍(アヘ)・佐伯(サエキ)・采女(ウネメ)・穂積(ホズミ)・阿曇(アズミ)

に詔(ミコトノリ)して、その祖先たちの墓記(オクツキノフミ)を献上させました。
8月23日。使者を派遣して竜田風神、信濃の須波(スワ=南方刀美神社=現在の諏訪大社)、水内(ミヌチ=善光寺の位置にあったという神社)などの神を祭らせました。

9月4日。音博士(コエハカセ)の大唐の続守言(ショクシュゲン)・薩弘恪(サツコウカク)・書博士(テカキノハカセ)の百済の末士(バツシ=百済の官位名だと思われるが未詳)の善信(ゼンシン)に銀を一人に20両与えました。
9月9日。浄大参の皇子川嶋(=川嶋皇子)が亡くなりました。
9月23日。直大弐を佐伯宿禰大目(サエキノスクネオオメ)に贈りました。合わせて賻物(ハブリモノ=遺族に贈るもの、香典みたいなもの)を与えました。
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解説

18の氏
彼らに先祖の神話を献上させた、とありますが、命じただけで実際には献上されなかった、ということも十分ある。ただし日本書紀には彼らの神話と思われるものが見られるので、実際に献上されたのだと思われます。

墓記が具体的などういうものなのかは分かっていません。
須波・水内
須波は現在の諏訪大社(祭神はタケミナカタ)。水内も信濃で、タケミナカタの子が祀られていたらしい。つまり、この2社はタケミナカタの関係。
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原文

八月己亥朔辛亥、詔十八氏大三輪・雀部・石上・藤原・石川・巨勢・膳部・春日・上毛野・大伴・紀伊・平群・羽田・阿倍・佐伯・采女・穗積・阿曇、上進其祖等墓記。辛酉、遣使者祭龍田風神・信濃須波・水內等神。九月己巳朔壬申、賜音博士大唐續守言・薩弘恪・書博士百濟末士善信、銀人廿兩。丁丑、淨大參皇子川嶋薨。辛卯、以直大貳贈佐伯宿禰大目、幷賜賻物。
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