若宮八幡宮(住吉大社)

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若宮八幡宮(住吉大社)

漢字・読みワカミヤハチマングウ
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概要

住所大阪府大阪市住吉区住吉大社
祭神誉田別尊 (ホンダワケノミコト応神天皇)・武内宿禰(タケノウチノスクネ

1月12日に湯立て神事を行います。若宮の前に4つの大釜を置いて、笛と太鼓を奏でつつ巫女が笹の葉で湯を撒き、舞って「占う」神事です。

応神天皇の母は神功皇后で朝鮮征伐を行った女傑。父親は仲哀天皇仲哀天皇神功皇后と朝鮮征伐の前、九州を平定するときに今後のことを「占い」をします。仲哀天皇が琴を弾き、神功皇后が神を降ろして神託を受ける巫女です。巫女はトランス状態になって神の言葉を発するのでその言葉を解読する役目が必要で、それが審神者(沙庭=サニワ)です。この審神者の役割をしたのが武内宿禰(タケノウチノスクネ)です。武内宿禰自身も先祖は皇族出身で、500歳以上生きた伝説の人物ですが「宿禰」というのは「姓」…つまり「役職名」ですから、一人ではなく、一族を表していたと考えたほうが自然です。そしてこの「占い」のときに仲哀天皇は神に殺されてしまいます。

そういう神話か史実か曖昧な経緯がこの神事に関わっている?のかもしれません。
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