瑞歯別皇子の立太子と磐余での執政

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履中天皇(七)瑞歯別皇子の立太子と磐余での執政

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原文

二年春正月丙午朔己酉、立瑞齒別皇子爲儲君。冬十月、都於磐余。當是時、平群木菟宿禰・蘇賀滿智宿禰・物部伊莒弗大連・圓圓、此云豆夫羅大使主、共執国事。十一月、作磐余池。

現代語訳

即位2年春1月4日。瑞歯別皇子(=反正天皇)を立てて、儲君(ヒツギノミコ)としました。

冬10月に磐余(イワレ=磐余稚桜宮の近く)に都を作りました。この時、平群木菟宿禰(ヘグリノツクノスクネ)、蘇賀滿智宿禰(ソガノマチノスクネ)、物部伊莒弗大連(モノノベノイコフノオオムラジ)、円大使主(ツブラノオオミ)と共に国事(クニノコト)を執政しました。
円は豆夫羅(ツブラ)といいます

11月に磐余池(イワレノイケ)を作りました。
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性格・能力


儲という字は「蓄える」という意味もあり、後継という意味で書いています。
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