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天之水分神
漢字・読み | アメノミクマリノカミ |
概要
物語・由来
天之水分神(アメノミクマリノカミ)のミクマリとは水を分配する「水配り」から。つまり農業用水を分配する役割の神であり、農業神となる。これまで速秋津日子神(ハヤアキツヒコノカミ)と速秋津比売神(ハヤアキツヒメカミ)の夫婦が産んだ神は、「アワ」「ツラ(水面)」で、水関連と言っても、「川」「海」そのものを神格化したものだったのに対して、ミクマリという神は、農業のために「人間が造った」施設を神格化しています。
そういう性質の違いが、アワナギ・アワナミ、ツラナギ・ツラナミという「ナギ・ナミ」での兄妹夫婦の分け方だったのが「天・国」という分け方になった理由じゃないかと。天と地が男女の関係にあるというのは、世界中の神話で見られます。
つまり、「ナギ・ナミ」は言うなれば「縄文的」で、「天・国」は「弥生的」と言えるのかもしれない。
古事記にのみ登場する。日本書紀には記述なし。
そういう性質の違いが、アワナギ・アワナミ、ツラナギ・ツラナミという「ナギ・ナミ」での兄妹夫婦の分け方だったのが「天・国」という分け方になった理由じゃないかと。天と地が男女の関係にあるというのは、世界中の神話で見られます。
つまり、「ナギ・ナミ」は言うなれば「縄文的」で、「天・国」は「弥生的」と言えるのかもしれない。
古事記にのみ登場する。日本書紀には記述なし。
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引用
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