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皇極天皇(八)大雨と雷と風と春のような陽気・新嘗祭
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十一月壬子朔癸丑、大雨雷。丙辰夜半、雷一鳴於西北角。己未、雷五鳴於西北角。庚申、天暖如春氣。辛酉、雨下。壬戌、天暖如春氣。甲子、雷一鳴於北方、而風發。丁卯、天皇御新嘗。是曰、皇子・大臣、各自新嘗。
現代語訳
(即位1年)11月2日。大雨(ヒサメ)が降り、雷がなりました。
11月5日。夜中に雷が1度、西北の角で鳴りました。
11月8日。雷が5回、西北の角で鳴りました。
11月9日。天は暖かくなり、春の気配のようでした。
11月10日。雨が降りました。
11月11日。天は暖かくなり、春の気配のようでした。
11月13日。雷が一度、北の方で鳴り、風が起きました。
11月16日。天皇は新嘗(ニイナメ=収穫祭だが、ここの新嘗は天皇即位の大嘗祭だと思われる)を行いました。この日に、皇子・大臣はそれぞれ自らが新嘗をしました。
11月5日。夜中に雷が1度、西北の角で鳴りました。
11月8日。雷が5回、西北の角で鳴りました。
11月9日。天は暖かくなり、春の気配のようでした。
11月10日。雨が降りました。
11月11日。天は暖かくなり、春の気配のようでした。
11月13日。雷が一度、北の方で鳴り、風が起きました。
11月16日。天皇は新嘗(ニイナメ=収穫祭だが、ここの新嘗は天皇即位の大嘗祭だと思われる)を行いました。この日に、皇子・大臣はそれぞれ自らが新嘗をしました。
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解説
雷や雨や春のような陽気があったり。上空の空気が不安定なのでしょうね。
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- Page5 皇極天皇(五)健児の相撲・白い雀・日照り対策の失敗
- Page6 皇極天皇(六)雨の祈祷・達率長福に小徳を・船舶を与える
- Page7 皇極天皇(七)百済大寺と宮・蘇我大臣は蝦夷と宴会
- Page8 皇極天皇(八)大雨と雷と風と春のような陽気・新嘗祭
- Page9 皇極天皇(九)息長足日広額天皇の埋葬
- Page10 皇極天皇(十)蘇我氏の墓と八佾之儛
- Page11 皇極天皇(十一)5色の雲・大臣と巫覡・飛鳥の板蓋の新宮
- Page12 皇極天皇(十二)高麗は己亥年から朝貢がない・前例と違う品物
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