比々羅木之其花麻豆美神(ヒヒラギソノハナマヅミ神)

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ヒヒラギソノハナマヅミ

漢字・読み比々羅木之其花麻豆美神
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概要

まとめ
●多比理岐志麻流美神(タヒリキシマルミ神)の妻の活玉前玉比売神(イクタマサキタマヒメ神)の母親。
●古事記にしか登場しない。
景行天皇ヤマトタケルに与えた「比比羅木之八尋矛」という矛がある。比々羅木之其花麻豆美神(ヒヒラギソノハナマヅミ神)はヒイラギの木や花を神格化したものだと思われる。

物語・由来

比々羅木之其花麻豆美神(ヒヒラギソノハナマヅミ神)はオオクニヌシの子孫である多比理岐志麻流美神(タヒリキシマルミ神)が娶った活玉前玉比売神(イクタマサキタマヒメ神)の母親です。
古事記にしか登場しません。

活躍は一切ありませんから詳細は分かりませんが、景行天皇ヤマトタケルに授けた「ヒイラギで出来た八尋矛」のことを「比比羅木之八尋矛」と書いています。

このことを考えると、比々羅木之其花麻豆美神(ヒヒラギソノハナマヅミ神)は「ヒイラギの花」の神だと思われます。

ヒイラギは葉っぱにトゲがあることから邪気を払う性質があるとされます。また、花には金木犀にも似た香りがあります。日本人は「香り」もまた邪気を払うものと考えていました。また常緑植物です。日本だけでなく常緑植物は神聖視されるものです。それに、ヒイラギの木は木材として利用されてきました(矛の材料にするくらいですからね)。つまり、利用価値が高く、また宗教的な意義もある樹木だってことです。これを神格化したとしても全然不思議じゃありません。
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引用

鳥鳴海神以下の系譜
この多比理岐志麻流美神(タヒリキシマルミ神)が比々羅木之其花麻豆美神(ヒヒラギソノハナマヅミ神)の娘の活玉前玉比売神(イクタマサキタマヒメ神)を娶って産んだ子が美呂浪神(ミロナミ神)です。
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