韓国が「日本は再軍備を望んでいる」と考える理由

韓国は日本が再軍備を望んでいると考えています。そして、それを危惧し、批判します。ここでは韓国が「日本が再軍備を望んでいるに違いない」と考える理由を解説しています。

最近（2017年４月）、北朝鮮の爆撃が噂されている中で、第二次朝鮮戦争が始まるのではないか…その可能性について日本では話題になっています。それを聞いた韓国人は「日本は北朝鮮の脅威を喧伝して再軍備を狙っている！」と考えています。

思い返すとソマリアで自衛隊が韓国軍に銃弾を貸与した時も、同様の批判がありました。善意でやった貸与がまさかそのような批判の対象になるなんて日本人は想いもよらず韓国に対する不信を高める要因になりました。

儒教的な感覚が原因
韓国は儒教国で上下関係を重んじています。韓国の価値観は「どっちが上で、どっちが下か」という価値観しかなく、「同じ・平等・並列」というのはありません。これは儒教の考えで「上か下か？」をはっきりさせる事で社会を安定させているからです。差別を尊ぶ事で社会を安定させてる、なんて言い方もできますね。変な言い方ですけどね。

ですから韓国は日本が「上」であることは認めたくありません。上には従わないといけないからです。日本がバブル崩壊後の失われた20年で停滞していた時に「ついに日本を追い抜いた！」と思った瞬間から、日本は下だと思っていますから、日本が軍事力で大きく上回ることは不愉快です。そして、日本も同じように、儒教的な感覚を持って「韓国を上回りたいと思っているに違いない」と韓国人は思い込んでいます。

では、日本が軍事化したら、どうすると思っているのでしょうか？
簡単なことです。
日本が韓国を侵略する！と思っています。
儒教では「上」は生意気な「下」を暴力で鉄槌を下してもいいのです。むしろ、そうやって道徳を正すことは「上」の責務なんです。そして当然、日本は韓国をまた併合すると思っています。だから韓国にとって日本が軍備を整えて「上」になるのは凄く怖いことです。

これは日本人からすればありえない。
そもそも日本は儒教の影響はあっても儒教国ではないから、そんなことは考えません。

それに韓国を併合したことが、現代でも続く損失なのです。
その意味合いは違っていても「朝鮮併合はするべきではなかった」というのが現在の日本の右派左派の共通認識なんです。珍妙ですがね。だから日本が朝鮮を侵略するわけがない。まぁ、竹島は取り返すかもしれませんが、半島をどうこうということはありえません。日本人はもう「できるだけ韓国と関わらないほうがいい」と考えるようになっています。
でも、儒教の感覚の彼らは「日本は再軍備をして韓国を侵略する」と考える。

では仮にの話ですが、逆に韓国が軍事力と経済力で日本を上回ったら日本を侵略するでしょうか？
します。
間違いなくします。
これは決して穿った見方ではありません。
儒教では不道徳な日本に鉄槌を喰らわせるのは「正義」です。
中国がベトナムに侵攻したのは正義の鉄槌でした。それは単に大義名分なんですが、それが大義名分として成立するのが儒教的な感覚なんです。
この正義を止めるものはありません。
朴槿恵の罷免を見れば分かると思いますが、儒教国で一旦流れ始めた「正義」は止められません。

そんな彼らは日本が「同じように考えている」と思い込んでいますから、そんな彼らから見れば日本が軍事化するのは怖いのです。日本が軍事力を持ち、経済力を盛り返せば、同様に侵略するのが「当然」です。彼らから見れば「そう」なんです。日本に留学をした人たちはそうは思いませんが、日本に留学に来る人なんて一部です。大半は韓国の反日にどっぷり浸かった状態ですから、「日本が再軍備を望んでいる」と考えるのはとても自然なことです。

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• Page56　韓国が「日本は再軍備を望んでいる」と考える理由
• Page57　北爆？でも韓国が蚊帳の外に置かれる理由に靖国問題が隠れている
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