高千穂宮に580年

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高千穂宮に580年

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原文

赤玉は 緒さへ光れど 白玉の 君が装し 貴くありけり

といひき。爾に其の比古遅答へて歌ひたまひけらく、

沖つ鳥 鴨著く島に 我が率寝し 妹は忘れじ 世のことごとに

とうたひたまひき。故、日子穂穂手見命は、高千穂の宮に伍佰捌拾歳坐しき。御陵は即ち其の高千穂の山の西に在り。

現代語訳

トヨタマヒメは歌いました)
赤い玉を通した紐も光るほど美しいですが、白い玉のようなあなたの姿が気高いのです。

と言いました。
すると、比古遅(ヒコジ=ここでは夫ホオリ命)が答えて歌いました。

鴨(カモ)が鳴く島で、わたしが添い寝した愛しい妻のことを、私は忘れない。永遠に。

日子穂穂手見命(ヒコホホデミ命=ホオリ命)は、高千穂宮に580年いました。宮は高千穂の山の西にあります。
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解説

カモが鳴く島で添い寝
ホオリ尊とトヨタマヒメは島で添い寝したよう。海神の宮殿は海の底か、それとも地上なのでしょうか。まぁ添い寝するときだけ、島にいったのかもしれません。休みの日に江ノ島に行くような感覚みたいな。
高千穂というと
ニニギが天孫降臨した場所が高千穂。
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