オオヤマモリは宇治川に落とされる

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オオヤマモリは宇治川に落とされる

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原文

ここに執戢者(カヂトリ)答へて、「能はじ」と曰ひき。また問ひて、「何の由にか」と曰へば、答へて「時々、往々(トコロドコロ)に取らむとすれども得ざりき。ここをもちて能はじと白すなり」と曰ひき。河中に渡り到りし時、その船を傾けしめて、水の中に堕し入れき。ここにすなはち浮き出でて、水のまにまに流れ下りき。即ち流れつつ歌ひて曰はく、

ちはやぶる 宇治の渡に 棹(サヲ)執りに 速けむ人し わがもこに来む

とうたひき。

現代文訳

ウジノワケイラツコが変装した船頭は答えました。

「それは出来ないでしょう」

「どうしてだ?」
とオオヤマモリ命は問います。

「今まで、何度もその大猪を捕らえようとしたのですが、捉えられませんでした。それで、『出来ない』と答えたのです」

川の真ん中に着いたところで、ウジノワケイラツコが変装した船頭は船を傾けて、オオヤマモリ命を水の中へと落としました。

オオヤマモリ命は水中に落ちましたが、すぐに浮き上がってきて、川の流れのままに流されていきました。それで流されながら歌ったのが

宇治川の渡しに
船の棹を操るのが速い人
わたしのところに来てくれ
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性格・能力

ちはやぶる
ちはやぶるは宇治川の枕詞。
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