スポンサードリンク
崇神天皇(十七)海外へ四道将軍を派遣(日本書紀)
TWEET Facebook はてブ Google+ Pocket原文
冬十月乙卯朔、詔群臣曰「今反者悉伏誅、畿內無事。唯海外荒俗、騷動未止。其四道將軍等、今急發之。」丙子、將軍等共發路。
現代語訳
(即位10年)冬10月。天皇は群臣に言いました。
「今、背いた者にことごとく、罰を下した。
畿内(ウチツクニ)は無事だったが、海外(ワタノホカ)には荒ぶる俗人が、まだまだ騒いでいて、まだ止んでいない。その四道将軍(ヨツノミチノイクサノキミ)は今、たちまち出発しろ」
22日に将軍はみな出発しました。
「今、背いた者にことごとく、罰を下した。
畿内(ウチツクニ)は無事だったが、海外(ワタノホカ)には荒ぶる俗人が、まだまだ騒いでいて、まだ止んでいない。その四道将軍(ヨツノミチノイクサノキミ)は今、たちまち出発しろ」
22日に将軍はみな出発しました。
解説
ここでいう海外は朝鮮でも中国でも無いでしょう。おそらくは今の四国か九州かです。
スポンサードリンク
SNSボタン
TWEET Facebook はてブ Google+ Pocketページ一覧
崇神天皇(日本書紀)の表紙へ
- Page13 崇神天皇(十三)謀反の徴(日本書紀)
- Page14 崇神天皇(十四)武埴安彦と吾田媛を迎え撃つ(日本書紀)
- Page15 崇神天皇(十五)埴安彦と彦国葺の戦争(日本書紀)
- Page16 崇神天皇(十六)倭迹々姫命の婚姻と死・箸墓(日本書紀)
- Page17 崇神天皇(十七)海外へ四道将軍を派遣(日本書紀)
- Page18 崇神天皇(十八)異俗が多く帰する(日本書紀)
- Page19 崇神天皇(十九)ハツクニシラス天皇(日本書紀)
- Page20 崇神天皇(二十)船舶を作らせる(日本書紀)
- Page21 崇神天皇(二十一)相夢で皇太子を判断する(日本書紀)
スポンサードリンク