大野手比売

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大野手比売

漢字・読みオオノデヒメ
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概要

まとめ
●小豆島の別名。
●古事記にのみ登場し、対応する別名も無い。
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物語・由来

古事記で登場する小豆島の別名。小豆島はイザナギイザナミが生んだ10番目の島。岡山は吉備(キビ)、近くに淡路島、徳島県は阿波国、と穀物の名前がつくことが多い。小豆島もおそらくはそういう経緯で名前がついたと思われる。
大鐸村
香川県小豆島の中に大鐸(オオヌデ)という地域があります。「ヌデ」というのは、銅鐸の「鐸」です。つまり音を出す鐘の事です。


古代において日本人は「音が魔を払う」と思っていました。大きな音、大きな声が魔を祓う。魔を祓うってことは、災難を避けたり、疫病の蔓延を防いだりするってことです。だから大きな音…しかも綺麗な澄んだ音を出す銅鐸には意味があったわけです。

顕宗天皇:古事記:置目もや 淡海の置目 明日よりは み山隠りて 見えずかもあらむ
その老媼(オウナ)が住んだ家は宮殿のほとりの近くに作って、日毎(ヒゴト=毎日)に必ず呼び寄せました。鐸(ヌリテ=大きな鈴や鐘のようなもの)を大殿の戸に掛けて、その老媼(オウナ)を呼び寄せたいと思ったときに、必ずその鐸(ヌリテ)を引き鳴らしました。

顕宗天皇は老媼(オウナ)…ハッキリ言ってしまえば「山姥(ヤマンバ)」を呼ぶ道具として鐸(ヌリテ)を使っています。

日本人は山に神が住んでいて、その神が里の畑に宿って穀物が育つと考えていました。ではどうやって呼ぶか? そこで鐸を鳴らすという儀式を行ったのでしょう。その役目を天皇を担っていた。つまり天皇がいないと穀物が実らないのです。

鐸を神格化したのが「大野手比売」なのではないか、と思います。鐸を鳴らし山姥(ヤマンバ)を呼び、穀物を実らせた。もう一つ、いうならば山姥を、呼び寄せて、何かに憑依させた。それが女性だった。そして、その女性がいないと穀物が実らないのだから、その女性は権力者なのです。その権力者は「大野手比売」と呼ばれたでしょう。それは神の名前でありつつ、同時に権力者の名前でもあった。
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引用

細かい島を産む
次に小豆島を生みました。
これは大野手比売(オオノデヒメ)といいます。
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