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大倭豊秋津島
漢字・読み | オオヤマトトヨアキヅシマ |
別名 | 天御虚空豊秋津根別・アマツミソラトヨアキツネワケ |
概要
物語・由来
古事記でイザナギとイザナミが生んだ8番目の島。本州のこと。本州という大きな島が生まれるのが8番目というのは、本州を比較的重要視していないということ。それは古代の日本人の交通手段がどちらかというと「船」だった証拠だと思われます。
大倭豊秋津島の「大」は英語で言うところの「Great」で深い意味はない。倭は、大和朝廷の「ヤマト」とも被るけども、本来「ヤマト」という言葉は「山門」で山に囲まれたという意味合い。ちなみに「港」は本来は「水門」で、「港」に対する「大和(山門)」と考えると、地形を表していると考えたほうが自然。
秋津島というのは、「アキヅ」で「トンボ」を表していて、トンボが群れて飛ぶように、山が並んでいる地形が見られるから「秋津島」という名前になったというのが、神武天皇(日本書紀)に見られます。
では、トンボが本州の名前の由来かというと、私は難しい話だと思うのですね。トンボを「アキヅ」と呼ぶのは、おそらく「秋」にやって来るからでしょう。別にトンボなんて秋じゃなくても見るだろうと、ツッコミを入れる人もいますが、日本人にとってトンボというのは、秋に穀物霊を連れてくるものなわけで、そこから「アキヅ」になったと考えるのが自然。じゃあ、秋って言葉は、なんだろうか?
一つのヒントが宗像大社の辺津宮にあります。辺津宮の土地が「宗像市田島」でそこに「秋」という土地がありました。田島は日本地名の「田島」の元とされます。また秋は全国に広がり、「安芸」や「安来」と言った地名になりました。どうもここから、稲作が伝わったのではないか?と思われます。
思うに、「アキ」という言葉はもっと漠然とした「実り」とか「収穫」と言った意味合いの言葉だったんじゃないかと思うのです。それが実際の収穫時期である「季節の秋」と習合して「秋」よなり、「秋」にやって来るトンボとも習合した。
それが「秋津島」という言葉の根本でしょう。
大倭豊秋津島の「大」は英語で言うところの「Great」で深い意味はない。倭は、大和朝廷の「ヤマト」とも被るけども、本来「ヤマト」という言葉は「山門」で山に囲まれたという意味合い。ちなみに「港」は本来は「水門」で、「港」に対する「大和(山門)」と考えると、地形を表していると考えたほうが自然。
秋津島というのは、「アキヅ」で「トンボ」を表していて、トンボが群れて飛ぶように、山が並んでいる地形が見られるから「秋津島」という名前になったというのが、神武天皇(日本書紀)に見られます。
では、トンボが本州の名前の由来かというと、私は難しい話だと思うのですね。トンボを「アキヅ」と呼ぶのは、おそらく「秋」にやって来るからでしょう。別にトンボなんて秋じゃなくても見るだろうと、ツッコミを入れる人もいますが、日本人にとってトンボというのは、秋に穀物霊を連れてくるものなわけで、そこから「アキヅ」になったと考えるのが自然。じゃあ、秋って言葉は、なんだろうか?
一つのヒントが宗像大社の辺津宮にあります。辺津宮の土地が「宗像市田島」でそこに「秋」という土地がありました。田島は日本地名の「田島」の元とされます。また秋は全国に広がり、「安芸」や「安来」と言った地名になりました。どうもここから、稲作が伝わったのではないか?と思われます。
思うに、「アキ」という言葉はもっと漠然とした「実り」とか「収穫」と言った意味合いの言葉だったんじゃないかと思うのです。それが実際の収穫時期である「季節の秋」と習合して「秋」よなり、「秋」にやって来るトンボとも習合した。
それが「秋津島」という言葉の根本でしょう。
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引用
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