吾君の言ぞ我が思ふが如くなる

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吾君の言ぞ我が思ふが如くなる

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原文

ここに天皇詔りたまはく、「佐耶岐(サザキ)、吾君の言ぞ我が思ふが如くなる」とのりたまひて、即ち詔り別けたまはく、「大山守命(オホヤマモリノミコト)は山海の政せよ。大雀命(オホサザキノミコト)は食国(ヲスクニ)の政を執りて白したまへ。宇遅能和紀郎子(ウヂノワキイラツコ)は、天津日継(アマツヒツギ)を知らしめせ」とのりたまひき。かれ、大雀命は天皇の命に違ひたまふことなかりき。

現代文訳

応神天皇は言いました。

「サザキ。
お前の言うことは私の考えと同じだ」

そしてすぐに

「大山守命(オオヤマモリ)は
山と海を治めよ。

大雀命(オホサザキ)は
国を治めなさい。

宇遅能和紀郎子(ウヂノワキイラツコ)は
皇太子を名乗りなさい」
と言いました。

大雀命(オホサザキ)は天皇の命に従いました。
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解説

食国
天皇が治める国。というと日本。ということになりますが、これがどうやら「食べ物を納める国」のここと。
つまり、当時は各地方から各地の名産品の食べ物が「神の食べ物」として中央に納められていました。天皇はその食品市をまとめる人ですね。まぁかなり雑な言い方ですけど。通貨が無いので、物品が偉いのですよ。
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