アメノミカゲ

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アメノミカゲ

漢字・読み天之御影神
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概要

まとめ
●古事記では娘の息長水頼比売(オキナガノミズヨリヒメ)が日子坐王(ヒコイマス王)の妻となり、子供を5柱産んでいます。
●鍛冶の神。
●天津彦根(アマツヒコネ)の子供の1柱のアメノマヒトツも鍛冶の神。

物語・由来

鍛冶の神。
アマテラスの子のアマツヒコネの子がアメノミカゲ。
子供にオオイツガノツ神(意富伊我都神)。古事記によれば娘に息長水頼比売(オキナガノミズヨリヒメ)。鍛冶・刀工・刀剣の神。アメノミカゲを祀る御上神社(滋賀県野洲町三上)には鎌倉時代から戦国時代の名だたる武将が寄進しています。それだけ武器は戦局を左右する大事なもの、という認識があったと思われます。寄進した武士に木曽義仲・源頼朝・足利尊氏・豊臣秀吉などなど。また霊力のある刀剣は災厄や邪悪を払う力があると考えられ、家内安全・開運・厄除けの効果があるとされます。
古事記では娘が日子坐王の嫁に
アメノミカゲの娘の息長水頼比売(オキナガノミズヨリヒメ)が日子坐王(ヒコイマス王)の妻となり、子供を5柱産んでいます。
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引用

日子坐王の子供たち
また、日子坐王(ヒコイマス王)は近淡海(チカツアフミ)の御上祝が信奉する天之御影神(アメノミカゲ神)の娘で息長水頼比売(オキナガノミズヨリヒメ)を娶って産んだ子供が、丹波比古多々須美知能宇斯王(タニハノヒコタタスミチノウシ王)、水穂之真若王(ミズホノマワカ王)、神大根王(カムオオネ王)――別名は八瓜入日子王(ヤツリノイリヒコ王)、水穂五百依比売(ミズホノイホヨリヒメ)、御井津比売(ミイツヒメ)の5柱です。

神社や関連する土地

御上神社(滋賀県野洲町三上)
国懸神宮(和歌山市秋月)
額田神社(三重県桑名市額田)

個人的コラム

アマツヒコネアマテラスの子。名前からいうとアマテラスと同様に「太陽神」なのですが、関係する神や神社を見ると「鍛冶」の神様です。アメノミカゲも、兄弟のアメノマヒトツも鍛冶の神様です。またアメノミカゲの子供のオオイツガノツ神(意富伊我都神)も鍛冶の神です。

名前から考えるとアマツヒコネは太陽神で、アメノミカゲは太陽に対応する「影」と考えた方が自然なんですよね。私としては、兄弟のアメノマヒトツやオオイツガノツ神が鍛冶の神になったから、遡ってアマツヒコネとアメノミカゲも鍛冶の神になったんじゃないか?と思っています。
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