妹若沙那売神（イモワカサナメ神）

妹若沙那売神（イモワカサナメ神）は羽山戸神（ハヤマト神）が大気都比売神（オオゲツヒメ神）を娶って生んだ神の１柱。 女神。古事記にしか登場しない。
名前から考えると
ワカは「若い」という意味ですが、日本人は種子が大きな収穫を生むと考えていました。だから幼さこそが重要と考えていたことから、「ワカ」は尊称だと思います。「妹」も同様でしょう。
次に「サ」は「サナエ」「早乙女」の「サ」で、稲霊のことです。
次の「ナ」はオオナムチにも見られる「ナ」で「大地」。
次の「メ」は女。
続けて書けば、「幼い稲霊と大地の女神」ってとこでしょうか。

大歳神の神裔たち

狭宮神社（兵庫県氷上郡山南町）

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