久々紀若室葛根神（ククキワカムロツナネ神）

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久々紀若室葛根神

漢字・読みククキワカムロツナネ神
別名久久紀若室葛根神
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概要

まとめ
●羽山戸神（ハヤマト神）が大気都比売神（オオゲツヒメ神）を娶って生んだ神の１柱。
●古事記にしか登場せず、正体不明。性別不明。

物語・由来

久々紀若室葛根神（ククキワカムロツナネ神）は羽山戸神（ハヤマト神）が大気都比売神（オオゲツヒメ神）を娶って生んだ神の１柱。古事記にしか登場せず、性別不明、正体不明の神。

久々年神（ククトシ神）と兄弟で、名前に「クク」が共通することを考えると、似た要素があるのかもしれません。
名前から推測するに、「ツナネ」はツタ植物のことでしょう。「ムロ」は小屋か洞窟。ククキは、木を表す言葉か、深い意味のない修飾語。ワカも同様でしょう。
総合すると、小屋に絡まるツタ植物？

夏になると小屋にツタ植物が絡まります。その繁殖力は素晴らしいものです。これを見て、霊力を感じたのかもしれない。また、ツタはカゴや綱の材料に使われました。

まー正体不明です。
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引用

大歳神の神裔たち
羽山戸神（ハヤマト神）が大気都比売神（オオゲツヒメ神）を娶って生んだ子が、若山咋神（ワカヤマクイ神）。
次に若年神（ワカトシ神）。
次に妹若沙那売神（イモワカサナメ神）。
次に彌豆麻岐神（ミズマキ神）。
次に夏高津日神（ナツタカツヒ神）。別名を夏之売神（ナツノメ神）。
次に秋毘売神（アキヒメ神）。
次に久々年神（ククトシ神）。
次に久々紀若室葛根神（ククキワカムロツナネ神）。
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