すがすがしいなぁ

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すがすがしいなぁ

漢字・読みスガスガシイナァ
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読み下し文

故是を以ちて其の速須佐之男命、宮造作るべき地を出雲国に求ぎたまひき。爾に須賀の地に至り坐して詔りたまひけらく、「吾此地に来て、我が御心須賀須賀斯。」とのりたまひて、其地に宮を作りて坐しき。故、其地をば今に須賀を云ふ。

現代語訳

これをもって、速須佐之男命(ハヤスサノオミコト)は宮殿をつくるべき土地を「出雲国」に探し求めました。

そして須賀(スガ=地名)の地にたどり着き、詔(ミコトノリ)しました。
「わたしはこの土地に来て、わたしの心は清々しいなぁ!」
と言い、須賀に宮殿を造りました。

それでこの土地を「須賀」といいます。
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解説

地名説話
スガスガしいなぁ! と言ったから須賀。駄洒落です。日本人は古代から好きですね。ところで、地名が先か、地名説話が先か?というと、当然ながら、地名が先です。これはこの後に出てくる地名説話もそういうこと、というのが一般的な見解です。

個人的コラム

日本人は自然物の全てに神が宿っていると考えていました。日本という島も、その中の小さな島も、島の中の山も、山の中の木も石も、神であり霊があると思っていました。
日本人の世界観をプラレールで例えてみる
例えとしていいか悪いか分かりませんが、プラレールがありますよね。玩具の電車を走らせるプラスチックの線路です。あのプラレールの部品の一つ一つが自然界の地形(島とか山とか川とか)であり神様と考えると、それらの幾つものプラレールを組み合わせて、出来上がったのが「この世界」となります。

地名は神の名前だった?
ですから地名というのは大事なものです。神の名前という言い方もできます。もちろん適当につけた名前の土地が多かったでしょう。でも愛着を持たれていた土地の名前もあったでしょう。そういう土地は歴史のある土地です。その歴史ある地名を古事記神話で取り上げるということは、土地にもハクが付きますし、大和朝廷にもハクが付きます。

例えばここでは「スガ」です。スガという土地はすごく有名で歴史があると皆が知っていたのでしょう。誰も知らない土地を取り上げる訳がありません。これを古事記で取り上げて結び付けることで「あぁ、大和朝廷はそのくらい歴史のある奴らなんだな」と思わせることが出来ます。そういう狙いがあったと考えるのが自然です。

だからといって地名説話が古事記編纂の時に考えられたとは思いません。思わないと言うか、そうとは限らないということです。地名説話自体は古事記とは関係あるか無いかはともかく、口伝として古くからあったのかもしれません。
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