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ウサツヒメ
漢字・読み | 宇沙都比売・菟狹津媛 |
ウサツヒメ
物語・由来
古事記では宇沙都比売(ウサツヒメ)。
日本書紀では菟狹津媛(ウサツヒメ)。
宇沙都比古(ウサツヒコ)と対になっている「人」。古事記にははっきりと「土人」と書いてあります。土人というのは土着の人という意味です。つまり神ではなくて人間なんです。これまでは神の物語だったのが、ここでハッキリと人と書いてあることは意味が大きいです。
古事記では書いてありませんが、日本書紀では天種子命(アメノタネコノミコト)に嫁に行っています。
日本書紀では菟狹津媛(ウサツヒメ)。
宇沙都比古(ウサツヒコ)と対になっている「人」。古事記にははっきりと「土人」と書いてあります。土人というのは土着の人という意味です。つまり神ではなくて人間なんです。これまでは神の物語だったのが、ここでハッキリと人と書いてあることは意味が大きいです。
古事記では書いてありませんが、日本書紀では天種子命(アメノタネコノミコト)に嫁に行っています。
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性格・能力
宇沙都比売(ウサツヒメ)と宇沙都比古(ウサツヒコ)は夫婦なんでしょうか、兄妹なのでしょうか。ハッキリとは書いていませんが、まぁ夫婦であり兄妹であり、そして神官であり巫女であり、神でもあったのだと思います。
古代の常識では女性の方が霊威があり、神の性質を強く持っているものです。天種子命に嫁に娶られたのが、実際に「結婚した」ということではなく、九州の「宇沙」の地域を神武天皇もしくは天種子命が、何かしらの勢力下に置いたか、影響力を持つようになったことの反映でしょう。
古代の常識では女性の方が霊威があり、神の性質を強く持っているものです。天種子命に嫁に娶られたのが、実際に「結婚した」ということではなく、九州の「宇沙」の地域を神武天皇もしくは天種子命が、何かしらの勢力下に置いたか、影響力を持つようになったことの反映でしょう。
古事記の引用
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日本書紀の引用
太歳甲寅冬十月−2菟狹津媛と天種子命
そのとき菟狹国造(ウサノクニノミヤツコ)の祖先の菟狹津彦・菟狹津媛(ウサツヒコ・ウサツヒメ)が居ました。菟狹の川上に一柱騰宮(アシヒトツアガリノミヤ)を作って、(神武天皇を)奉り、宴会をしました。
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