日本のフッ化水素輸出管理(規制)に見る韓国と日本の考え方の違い

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日本のフッ化水素輸出管理(規制)に見る韓国と日本の考え方の違い

投稿日時:2019-09-16 15:24:21
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まとめ

まとめ
●韓国では法律より道徳が優先される。日本との条約や合意より反日や北朝鮮援助が優先される。しかし国際社会では許されない。
●韓国は過去に北朝鮮を援助した。すると北朝鮮は核兵器を完成させた。北朝鮮がアメリカに届くミサイルを開発するようになると文在寅大統領は北朝鮮への経済制裁を解除するように各国をまわり、北朝鮮に援助しようとした。韓国はどう考えても世界の安保を脅かす危険な国となった。
●韓国自身は自分が危険な国であるという自覚はない。なぜなら、同朋である北朝鮮を援助するのは道徳だし、法(条約や合意)を守らなくちゃいけないとは文化的に思っていないため。
●日本は軍事転用可能な物資を輸出し続ければ世界の安保を脅かすことになるので韓国には売れない。まして、約束を守らない国は信用できず、今後も売りづらい。
●韓国は経済的に衰退する。
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日本の貿易管理(規制)について

2019年7月日本が3品目の輸出規制を発表しました。この3品目の規制の理由は現在(2019年7月8日)のところ、詳細には語られていないんですが、漏れ聞こえるところによると「韓国がこれらの品を北朝鮮に横流ししている」というのが大きな理由とのこと。もう一つの理由が「条約・合意を韓国が守らないから」。

この問題にはいくつかの要素がありますが詳細は割愛。ここでは文化的な違いについてまとめていきます。

文化の違い…道徳が優先される韓国

韓国は儒教の国で儒教では道徳が重んじられます。こう聞くと良いことのようですが、道徳というのは立場や文化や時代や、場合によっては「個人」によって全然違います。今回の件でいうと「北朝鮮に援助すること」が「国際的な安全保障」より優先されるってことです。

でも書いたのですが、韓国の援助があり、北朝鮮は核兵器を完成させ、北朝鮮がミサイルを完成させてアメリカに撃ち込むぞ!という時になって文在寅は北朝鮮に支援をしようとしている。韓国にとって北朝鮮という同朋を支援することは「道徳」であり、北朝鮮がミサイルを完成させると世界の安全保障に問題が発生する!ことよりも道徳を優先させているのが分かります。
韓国がかつて隠れて核兵器を開発しようとしていたことを考えると、韓国は北朝鮮を通じて核ミサイルを保有しようとしているようにすら見える(本当に見えるだけか?)。
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文化の違い…法より道徳の韓国

儒教では法より道徳が優先されます。
日本がいかに「日韓基本条約」「慰安婦合意」で問題は解決していると主張しても、韓国社会が法より道徳を優先している限り、この問題は解決しないというか、法では解決しない、というか、「そもそも解決なんかしない」のです(韓国が法を守る気がないんだから当然)。これに関しては解決しようとする方が無理なんです。ただ、日本は国際社会の目を気にするもので、これまで「解決しようとしている」という姿勢を世界に見せなくちゃいけませんでした。それも現在では、「韓国は法を守らない」という国際的な理解が得られるようになり、今回の管理(規制)が可能になりました。
韓国では法より道徳が優先されます。日本が主張している「日韓基本条約と慰安婦合意で解決している」というのは韓国社会では受け入れられないものです。よって今回の管理(規制)の理由の一つである「国際的条約・合意を韓国が守らないから」というのは韓国では理解できない理屈になります(ただし、韓国以外では当たり前の理屈)。なので、韓国社会は「日本がぶん殴ってきた!」と主張し、日本は「韓国が条約・合意を守らないんだから当然だ!」とぶつかることになります。
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韓国が立場の変化を理解していない

韓国は日米にとって対共産圏の「防衛線」でした。韓国は北朝鮮や中国やロシアから日本やアメリカを守る戦略上とても大事な国でした。日本が日韓基本条約で莫大なお金を渡した要因もこれだし、アメリカも韓国に投資をしてきたのは、韓国の発展が日米の「利益」になるからです。過去の韓国の無理な謝罪要求に日本が応じたのも国益あってのことです。
ところが、韓国は上記のように北朝鮮を援助して核兵器の開発を助けました。また、国際的な常識である「条約・合意を守る」こともしません。当然、韓国は「信頼を失い」ました。信頼できない相手と軍事行動はできないし(したくない)、北朝鮮を援助するのであれば、韓国の発展は日米にとって「不利益」にしかならない。
韓国は立ち場が変わったのです。日米にとっては「信頼できない危険な国」となったのです(まだ完全にはなっていないが)。問題は、「そのことを韓国が分かっていない」ってことです。韓国は現在でも日米から「必要とされている」と思い込んでいます。ここが不思議でしょう。
不思議ではあるんですが、よく考えれば分かります。
韓国にとって、条約・合意を守らないことは「不道徳ではない」し、北朝鮮を援助することは「道徳的に正しい」のですから、韓国にとっては問題のない行動なんです。韓国から見れば「状況は変わっていない」…はずなんです。これは利益を優先する日米と、道徳第一主義の韓国の「価値観の差」です。
補足…権力の定義が違う
それと韓国が現状を理解できない大きな理由がもう一つあります。

儒教では道徳が重んじられ、道徳の高低によってトップが選ばれます。正しいから権力を握り、不道徳であるとなると権力を失うだけでなく、「邪悪」となります。悪は罰せられる。

となれば、誰も自分の間違い…つまり不道徳を認められない。不道徳を認めれば、悪となり、罰せられる。まして朴槿恵を吊るし上げて大統領になった「道徳一辺倒で実務能力ゼロ」の文在寅にとっては尚更認められない。文在寅は今後も、「道徳」をゴリ押しして行くしかない。文在寅が譲歩することはないです。できないというべきでしょうね。
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結論

韓国は文化的な理由から譲歩しない。正確には譲歩できない。韓国経済は衰退する。それによって日本にもダメージがあるが、日本の場合は「韓国が軍事物資を北朝鮮(や他の国)に横流ししているから」という理由がある。つまり、このまま韓国に物資を売っていたら「世界の安全保障に問題が起きていた」わけで、「仕方のない損失」となる。韓国で生産している物資を他国が作るようになれば、今回の管理(規制)の損失は回復するので、そうなれば韓国の経済回復のチャンスはほぼ無くなる。
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