ヒトヒロワニが名乗り出る

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ヒトヒロワニが名乗り出る

漢字・読み一尋和邇
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原文

「今、天津日高の御子、虚空津日高、上つ国に出幸でまさむと為たまふ。誰は幾日ひに送り奉りて、覆奏すぞ。」といひき。故、各己が身の尋長の隨に、日を限りて白す中に、一尋和邇白しけらく、「僕は一日に送りて、即ち還り来む。」とまをしき。

現代語訳

(海神が言いました)
「今、天津日高(アマツヒコ)の皇子の虚空津日高(ソラツヒコ)が、上の世界へ帰ろうとしている。誰が、何日で送り届けて、すぐに帰って報告出来るか?」

するとワニたちが、自分の身長に従って、「何日掛かる」と言っている中に、一尋和邇(ヒトヒロワニ)が言いました。

「わたしは一日で送って帰ってきます」
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解説

ここを読むと海の宮殿は海底か
ソラツヒコ(=ホオリ命)が葦原中国に帰るという表現が「上の世界へ帰る」となっています。つまり葦原中国は海の宮殿があるこの世界より上にあるということです。ではシオツチ神が編んだ竹の小船は海流に流され、海底に辿り着いた、ということでしょうか。

ワニ!
一尋は大人が手を広げたくらいの大きさで、1.5mとかそのくらいです。1.5mのワニ、もしくはサメ……小さくないですか???この文章でいうとヒトヒロワニは他のワニより「大きい」らしいので、ほかはもっと小さい?????うーーん。なんかおかしいなぁ。
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