第四段一書(十)女性が告白して男が受け入れる

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第四段一書(十)女性が告白して男が受け入れる

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原文

第四段一書(十)
一書曰、陰神先唱曰、姸哉、可愛少男乎。便握陽神之手、遂爲夫婦、生淡路洲。次蛭兒。

現代文訳

第四段一書(十)
ある書によると…
イザナミが先に言いました。
「あな、にえやえおとこを」
するとイザナギは手を握り、夫婦となりました。
そして淡路島が生まれ、次に蛭子(ヒルコ)が生まれました。
古事記の対応箇所
イザナギのプロポーズ
イザナギとイザナミ、初めての…
失敗した原因究明
国産み

解説

積極的なイザナミ
第四段一書(五)海鳥に学ぶ」では海鳥に夫婦となる方法を学んだイザナギイザナミでしたが、ここでは、手をつないだだけで夫婦となり、淡路島と蛭子が生まれます。
それだけでなく、「女性が先に話しかけるなんて!」という女性蔑視とも取れる物語もなく、イザナミが誘ってそのままゴールインです。

女性が積極的というよりは、女性がリードするのが、本来の日本の性意識でしょう。この物語が日本の古代の原初の匂いを残している、ような気がします。

日本では豪族のトップが女性というのも珍しくありませんでした。しかし律令国家を目指す過程で、(システム上で必要なので)中国の男尊女卑という考えに移行していったと思われます。
卑弥呼が女性であることを中国の使者はとても驚いています。卑弥呼の時代は3世紀。日本が律令国家を目指すのが7-8世紀で、記紀の成立が8世紀初頭。
イザナギとイザナミが柱の周囲を回って夫婦となるというのは中国の少数民族ミャオ族に見られるもので、いつかは分からないが日本に伝わったと思われます。
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