ウガヤフキアエズ

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ウガヤフキアエズ

漢字・読み鵜葺草葺不合命
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概要

ヒコホホデミ(山幸彦)とトヨタマヒメの子供で、タマヨリヒメを妻として、神武天皇の父親。
トヨタマヒメが海辺で産んだ
山幸彦が兄・海幸彦をとっちめて一件落着した後に、海人トヨタマヒメが上陸。山幸彦が海で過ごしていた間に妊娠した子供を生むことになります。トヨタマヒメは海の世界の人間で、本来は海で産むのですが、天神の子孫である山幸彦の子供を海で産むわけにはいかないと、陸上で鵜(ウ)の羽で産屋の屋根を葺(フ)きはじめます。しかし屋根を作り終える前に産気づき始め、出産してしまいます。ウガヤフキアエズという変な名前は出産の経緯にちなんだものです。
●母親が産気づいたタイミングで一生の名前が決まるなんて、たまらないですね。
●鵜の羽は古代のお守りだったとも言われます。

活躍した物語は無し
ウガヤフキアエズは神武天皇の父親。それ以上の話はありません。通常天皇家の名前は、稲を意味する「穂」という漢字が入るのが通例ですが、ウガヤフキアエズにはありません。
●この神は天孫と海神が結ばれることで、より天皇家の神格を高めるために作られた、いわばリリーフピッチャーのような存在と言われています。
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物語・由来

ところで叔母と結婚してますね
母親はトヨタマヒメ。トヨタマヒメは出産を旦那に見てはいけないと念を押すのですが、「見ちゃいけないは見るの前振り」というダチョウ倶楽部的な不文律があったのか、出産シーンを見られてしまいます。出産中は八尋和邇(体長18mのワニ【一般的にはサメのことと思われる】)の姿に戻っていたのです。それを見られて恥ずかしいやら腹が立つやらで、子供を置いてその場を立ち去り、二度と帰ってくることはありませんでした。代わりに、妹のタマヨリヒメをウガヤフキアエズの元に送り、養育させます。そしてウガヤフキアエズはこのタマヨリヒメと結ばれ、神武天皇が生まれるのです。
●二代にわたって海神の娘を貰ったことにも意味があるのかも。
●日本人が海洋民族だった名残?
●この物語自体は九州南部を元にしていると思われます。九州は海運もありましたり、気温も温かく農業に適していたハズです。強い国家があって当然です。
●邪馬台国が仮に機内であったとしても、九州が古代において栄えていたことは間違いありません。

叔母との結婚
古代の日本では母系社会でした。これは平安時代まで名残が残ります。平安時代は男が女の元に通う「通い婚」でした。婿養子みたいなものです。つまり女性側にも男性を選ぶ権限があり、また「血」の考えも女性が主体でした。マンガのネタになる「兄と妹」の禁断の恋も、腹違いならばOK。お母さんが違うんだから別の血という考えです。これは母から娘へと主権(財産)が委譲される女系社会の名残からです。

神社や関連する土地

鵜戸神宮
宮崎神宮
菅生石部神社
知立神社

個人的コラム

ウガヤフキアエズ朝なるものがあったという話がありますが、あれは竹内文書などの偽書の妄想です。
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