キサ貝比売(キサガイヒメ)

MENU
TOP>用語・神名など>キサガイヒメ
スポンサードリンク

キサガイヒメ

漢字・読みキサ貝比売
TWEET Facebook はてブ Google+ Pocket

概要

まとめ
●蛤貝比売(ウムギヒメ)と一緒に登場し、大国主(オオクニヌシ)を蘇生させている。
●古事記にしか登場しない。
●キサ貝は赤貝の古名とされるが、この神の正体ははっきりしない。
●出雲国風土記では佐太大神(=猿田彦)を産んでいる。

物語・由来

キサ貝比売(キサガイヒメ)の「キサ」は討の下に虫という字が当てられています。「キサ貝」は赤貝の古名と言われています。赤貝を削って、その粉と、ハマグリの汁を合わせて火傷の治療にしていたのがこの女神のそもそも、というのがよく言われる説です。

ハマグリの汁を治療にするのは、実際に薬として利用されていたことは、「和名抄」という平安時代の辞書にも見られるので、間違い無いのですが、赤貝の削り粉が火傷に利用されていたかはよく分からない。

キサガイヒメがオオクニヌシの蘇生に関わったことと、オオクニヌシがこれ以前に因幡の素兎を治療していることから考えると、オオクニヌシの神話は「医療」にかなり特化していると思われます。
加賀の潜戸
出雲国風土記では佐太大神を産んでいる。佐太大神は猿田彦(サルタヒコ)と同一とも言われています。
スポンサードリンク

性格・能力

すると、カミムスビ命は
キサ貝比売(キサガイヒメ)と蛤貝比売(ウムギヒメ)を派遣して
オオナムチを治療・蘇生させました。

どうやって治したかというと
キサ貝比売(キサガイヒメ)は貝殻を削り、粉を集め、
蛤貝比売(ウムギヒメ)は(ハマグリの汁で溶いた)母の乳汁を塗ったところ、オオナムチは立派な男子となって元気になりました。

神社や関連する土地

加賀神社(松江市)
天前社(伊能知比賣神社)
岐佐神社(浜松市)
Pre<<<  >>>Next 
スポンサードリンク

SNSボタン

TWEET Facebook はてブ Google+ Pocket

ページ一覧

用語・神名などの表紙へ
スポンサードリンク

管理人リンク

編集