蛤貝比売(ウムギヒメ・ウムガイヒメ)

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ウムギヒメ

漢字・読み蛤貝比売
別名宇武賀比売命
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概要

まとめ
八十神に殺された大国主(オオクニヌシオオナムチ)を蘇生させた女神の1柱。
●古事記にしか登場せず、日本書紀には出ない。
●出雲風土記に宇武賀比売命(ウムガイヒメ命)という名前で登場し、ウグイスとなって、法吉神社に鎮座した。

物語・由来

蛤貝比売(ウムギヒメ)は古事記で大国主(オオクニヌシ)が、八十神に殺されてしまった時に、蘇生させた女神の1柱。蛤貝比売(ウムギヒメ)は「ハマグリ」の女神とされ、その煮汁が治療に利用されたからではないか?とも言われています。

出雲風土記にも登場しています。
出雲風土記では「宇武賀比売命(ウムガイヒメ命)」という名前で登場します。出雲風土記では法吉鳥(ホホキドリ=ホーホケキョのウグイス)となって、法吉郷(現在の島根県松江市法吉町周辺)の法吉神社に鎮座したとあります。

となると、案外、鳥のウグイスの語源が「ウムガイ・ウムギ」なんじゃないかと。つまり、もともとは蛤貝比売(ウムギヒメ)は「ホーホケキョ」と泣く鳥のことで「ウグイス」だった。

それがどこかで「習合」した。
ウグイスは春を告げる鳥です。ハマグリは秋に産卵して育って旬となるのが2月から4月。ハマグリもウグイスも春を感じさせるものだったからじゃないかと。

まー推測中の推測ですけど。
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引用

貝の女神が治療
どうやって治したかというと
キサ貝比売(キサガイヒメ)は貝殻を削り、粉を集め、
蛤貝比売(ウムギヒメ)は(ハマグリの汁で溶いた)母の乳汁を塗ったところ、オオナムチは立派な男子となって元気になりました。

神社や関連する土地

摂社天前社(伊能知比賣神社)
岐佐神社(浜松市)
法吉神社(松江市)
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