天智天皇(十二)白村で日本の救援を待つ

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天智天皇(十二)白村で日本の救援を待つ

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原文

秋八月壬午朔甲午、新羅、以百濟王斬己良將、謀直入国先取州柔。於是、百濟知賊所計、謂諸將曰、今聞、大日本国之救將廬原君臣、率健兒萬餘、正當越海而至。願、諸將軍等應預圖之。我欲自往待饗白村。

現代語訳

(即位2年)秋8月13日。新羅は百済王が自分の優秀な将軍を斬ったので、一気に国に入って、州柔(ツヌ)を取ろうと謀議しました。それで百済は賊(アタ=敵)が計画していると知って、諸々の将軍に語って言いました。
「今、聞いたところによると、大日本国(ヤマトノクニ)の救援の将軍の廬原君臣(イオハラキミノオミ)が健児(チカラヒト)1万余りを率いて、まさに海を越えて到着した。願わくば、諸々の将軍たちは、あらかじめ戦略を考えておくべきだ。私が自ら、行き、白村(ハクスキ)で待ち、歓待しよう」
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解説

ついに物語は白村江の戦いへ。
鬼室福信が死んだことで、戦争の幕が切って落とされる!ということはやはり福信は優秀だったということであり、また、百済の外での評価も高かったということでしょう。
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